木を見て森を見ずの意味や由来や使い方は?仕事での例文を紹介!
「木を見て森を見ず」(きをみてもりをみず)
このことわざは、性格にも応用できそうな言葉ですね。
小事を、ことさら強調して大局を見ない方・・・そういう方周囲にいませんか?
意味や由来や仕事の場合には、どういう場面で使うのかを考えてみようと思います。
私の経験上では、よくビジネス上では使用したような、そんな記憶があります。
例文も、自分のオリジナルで考えてみました。
具体例はどういう場面で使うのが正しいのか?
言葉というのは奥が深いです。
たまに考えていると、訳が分からなくなることも。
でも人間、どうしてもこのことわざを考えた時には、最初に見るのは「木」なんだよね~~
それの大本はどこか?
その判断を促すことわざに感じます!
この言葉の様に、問題の本質はどこか?
そこを、常に考えていこう・・そんなことを促す、ことわざに感じます。
トラブルシューティングでは、大事な考えであったり、物事を考えていくときに、すごく大事な考え方だと思います。
Contents
木を見て森を見ずの意味や由来は?
ではいつも通り辞書によると‥
物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。
小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ。
事物の末梢的部分にこだわりすぎて、本質や全体をとらえられないことのたとえ。
と、このような意味です。
森の中の一本の木に気を取られて、山全体のことをおろそかにすると、のちに失敗する。
これなんとなく、そのまんま災害に直結する言葉になる?
今書いていて、そんな気がしました。
災害対策を、その森の一部分の砂防ダムの対策では片手落ちで、その山全体を考えた災害対策を考えないと、いざというときに、大変なことが起こる。
起きないうちは、誰も何も言わないんだよね~~
例えは、いまいちかもしれませんが、こういうことかと。
木を見て森を見ずの由来や語源は?
いろいろ調べてみたのですが、このことわざの語源は、英語の言葉を由来にしているようです。
英語の
「You cannot see the wood for the trees.」
このフレーズの、日本語訳のようです。
ただ、ほかの言語のことわざでも、同じような言葉があるので、一概にこれが由来、語源とも言い切れないようです。
しかし、一つの候補ということでいいかと思います。
ことわざというと、中国や日本やインドの故事に習うというのが、ほぼかと思っていたのですが、英語でもあるんですね~~
これは新鮮でした。
・・・・・・・・・・・・・・
関連記事
青天の霹靂のようなことは、あんましあってほしくないですが、でもことわざ的には、大好きな言葉です。
意味と由来や、誰が言った言葉かを紹介しました。
↓ ↓
青天の霹靂のことわざの由来と意味は?英語表記と例文を考えてみた!
ごまめの歯ぎしりって、どんなことわざ?
すごくこれ面白い言葉です!
↓ ↓
ごまめの歯ぎしりのごまめとは何の意味で由来は?例文も考えてみた!
・・・・・・・・・・
木を見て森を見ずの具体例と仕事上の例文は?
具体的には、どんな場面で使用するのでしょうか?
具体例を見ていこうと思います。
このことわざは、転ばぬ先の杖のように、リスクを考えるために使用されるような、感じがします。
やはり全体を見ることが大事。
そういうことを言ってるような気がします。
1:全体を見ないプロジェクトの進め方
複数部署が連携の企画では、一部の部署だけを見ていても、その企画は成就しない。
これは、よくありそうな感じです。
2:他部署の意見を聞かず自己主張する
これもありそうです。
自分だけ浮いてしまう傾向の方は、気を付けましょう。
全体を見た、自分の挙動に心掛けることが、その企業で生き残っていくコツかと。
3:ファッションで靴が服装にあってない。
これもよくありそうです。
靴を例にしましたが、シャツだったり他の部位のパーツが、チンドン屋的!
これも全体を見ていない、例かと思います。
4:政治の世界の烏合集散
これは例文で‥
〇〇知事の行動は人気取の烏合が集まったようで、たちまちうさん霧消したこの党は、まさに木を見て森を見ずで、ただ世間を騒がせただけだ!
これの動きに便乗して投票した我々も、木を見て森を見ずでまさに騙された感が強い!
と・・・これいかがですか?
そう思いませんか?
なんとなく、まとまりそうな政党間の合併も、結局は個人の人気取りのように思えて、森の形成にはならなかった。
これ、そう思いませんか?
私はそう思うな~~~
木を見て森を見ずの類義語と反対語は?
いつもの類義語の調査をしてみました。
類義語では
- 鹿を追う者は山を見ず
金を攫む者は人を見ず
獣を逐う者は目に太山を見ず
木を数えて林を忘れる
などなど。
「鹿を追うものは山を見ず」
ですか~~
どこまでも追いかけていったら、山の怖さに遭遇するかもしれません。
目の前の獲物も大事だが、環境もよく見ろ!
そういうことなのかもしれません。
類義語もけっこうあるんですね。
木を見て森を見ずの反対語は?
ではその反対語です。
「鹿を逐う者は兎を顧みず」(しかをおうおものはうさぎをかえりみず)
これが代表的なもののようです。
しかし、この言葉・・面白いですね。
俺は大物を追っているんだ!雑魚は放っとけ!
こういう言い方に聞こえます。
しかし情報戦では、その雑魚にたとえた小者がものを言うんです。
その例えかと。
今の内部告発で、足をすくわれる方の状況って、そう思いませんか?
ことわざと言葉の意味や由来のまとめ記事!!
本ブログ内の、ことわざと言葉の意味や由来や、英文表記や例文について書いた記事のまとめ記事へのリンクです。
今後、追加なれば追記していきます。
詳しくはこちらです
↓ ↓
ことわざと言葉の意味や由来辞典!かっこいい人生の指標のまとめ!
ことわざは、心に響く人生の指標ともいえるかも!
なかなかいい得ているから、とても不思議です。
このことわざ辞典レビューが80件以上ついて人気です。
ドラえもんですからね~~
木を見て森を見ずの意味や例文のまとめ
このことわざは、もともとは英語のようですから、英語表現は上記のようです。
とりあえず再度
「You cannot see the wood for the trees.」
とこういう表記のようです。
このことわざは、たびたび私自身は使っていました。
自分で、新規に導入する仕事が多い部門にいたために、まさにこの言葉は耳に響きました。
なかなか、いい言葉だと思います。
それと、やはり企業の中で生きていくためには、うまく泳いでいかないと、敵ばかりが増えてしまいます。
この考え方は、その方面の考え方でも重宝すると思います。
自己主張ばかりではいけません。
全体を見たうえでの、配慮をのぞかせながら、さりげなく自分も主張していくことが、大事なのかな~~なんて思います。
皆さんの、今の「木と森」はどんな形をしていますか?
・・・・・・・・・・・・・・
関連記事
病は気からって言葉がありますが、これも当たってるな~~って思います。
皆さんも、こういうのって、そうだな~~って納得することってないですか?
会うは別れの始めって、確かにいつかは別れます。
会うは別れの始めの意味と由来は?英語表現や類義語も調べてみた!
長年暮した夫婦でも、いつかは今生の別れが来ますから!
スポンサーリンク