夜勤の仮眠時間も労働時間との判例の意味は?24時間勤務の実態!

イオン系列の、警備会社の社員の方の、宿直の仮眠は労働時間か?

という裁判の判決が、あったようです。

結果、仮眠時間も労働時間である、という判決のようで、残業時間に当たる費用の支払いの、命令があったようです。

男性は24時間勤務。

なんかどこかで聞いたような、内容なのですが・・・実は私でした。

ここでは私の労働の実態を紹介します。

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驚きました。
全く同じです。

ただ私の場合は、すでに解消されましたが、それでも解消するまでは、会社側とのバトルがありましたが。

Contents

仮眠は労働ではない・休憩であると頑張る企業!

私は今勤務12年目です。

当初入社した時は、24時間勤務。

夜の6時間は、仮眠時間が与えられていました。

しかし勿論夏の暑い時でも風呂もシャワーもなし。

仮眠はあの、ホームセンターで売ってる、安い仮眠ベッドを買ってきた、粗末なものです。

当然次の日は、おてんとさんが黄色く見えるような状態で、まったくの徹夜状態でしたね。

夜中にしょっちゅう呼ばれて、水漏れの修理や、客の苦情に対応していました。

但し、一部の夜勤勤務の他部署があるのですが、そちらはこの仮眠時間も勤務と、認められていました。

なんで俺らだけ?

「あいつら暇なんだから、これでいいんだ」

と言わんばかりでない・・そう思っていました。

それが確か・・3~4年年ほどしたころに、同僚と

「なんかこの勤務おかしくないか?」

ネット調べてみたら、最高裁の判決などで、仮眠時間の定義がいろいろあって、まったく手当の出ないのはこれは違法!!

そういうのに突き当たったわけです。

皆さんも調べてみれば、いくらでもその事例があるようです。

そして交渉!

と言っても、最高権力者の社長に話して

「いやならやめろ!」

そういわれては身もふたもないので、上司に相談。(部長)

が・・しかし・まさかの・・無視されました。

話し合いのテーブルに着こうともしませんでしたね。

大阪市の臨時職員の労基署の判断がきっかけだった!

昨年の4月に、ネットのヤフーのトップページに、この話題が乗りました。
(一番下にリンクを張っておきました)

要は大阪市の24の区で、この仮眠時間にあった、職員に勤務時間とみなした追加の賃金の支払いを命令。

これがインパクトがありましたね。

これで再度交渉して、夜の6時間の仮眠時間も、労働時間に含ませることに、成功しました。

但し成功の裏には、どうしたか?

結構熾烈でしたよ。
次のようなことを主に行いました。

  • 1:残業手当申請を月ごとに出した。
    2:仮眠時間は自由時間であると主張した
    3:仮眠時間の扱いの規定を求めた
    4:労基署にこれは正しい勤務か問い合わせると主張

1は無視されました。

そんな余裕はない・・しかし他部署は結構な残業手当を認められている。
その理由を求めても。以前加工であるの一点張りで、話し合いにならず!

2は手当の対象時間外なら、家に帰って寝てもいいだろう?

そう主張しましたが、それはだめだという見解。
ではそれは労働時間なのではないか?

その堂々巡りでしたね。

3は出てきません。

元々紙に書いたものがないですから。

4は・・これが決めてです。

やはり会社が怖いのは、労基署からの命令。

これまでの判例や、世の中の事例から言えば、これは違反であることは明々白々なのですから、折れるしかなかったです。

これで、仮眠時間は労働時間であると認めさせて、1年になります。

皆さんの参考になりましたか?
・・・・・・・・・・
関連まとめ記事

夜勤の私の経験や、夜勤の健康情報などをまとめてみました。

夜勤の生活サイクルが健康リスクに与える影響は?経験則をまとめた!

私の経験が主なのですが、参考になればうれしいです。
人間食べるためには、多少の犠牲は必要なのですが、でも必要なければ無いほうがいいですね!

・・・・・・・

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仮眠も労働時間のまとめ

昨年あたりからですが、労働環境の改善に、かなり政府は本腰のような、そんなイメージを感じます。

電通の社員の方の、悲しい事件もありました。

私も入社して、そんなもの!

そういう感覚で、24時間勤務を行っていました。

今回のイオンの男性の方とまったく同じです。

違いはイオンの男性の方は、仮眠が4.5時間のようですね。

私は6時間です。

数年してから、この勤務にかなりの疑問を感じるようになりました。

夜は、まったく休めないのです。

仮眠の6時間の間に、2度も3度も起こされるときが頻繁で・・

これって全く仮眠にならないな~

待機に近いんでないか?

勿論何もなくて、仮眠が撮れる場合もあるのですが、神経が緊張しているせいか、まず寝れません。

会社が勝手に寝てていいよ・・そういってるのですが、実態は体のいい待機時間で、寝ることなんてほとんどできません。

定年退職とは 年齢と雇用延長は65歳だが!十分はこうするの日記!

労働時間の定義って?

労働時間の定義は、確か雇用主が、社員を拘束した時点で、労働時間とみなされるはずです。

この仮眠時間が、労働時間でなくて、なんと定義するんだろ?

そんなことで、数年間の闘争でしたね~~

決定打は、上記にも書いたように、昨年4月の大阪市の事例です。

ヤフーのニュースの、トップページに上がりました。

これと抱き合わせで、労基署に判断仰ぐ・・

そういう意思表示では、会社側は旗を降ろすしかなかったようです。

10年かかりました。

でもこういう事例は、いつもそう思うのですが、勝っても後味は悪いな~~

そんな気持ちが、私の実際です。

仕事のプロとして、これでよかったのかな?

そういうことも、個人的には思います。

然し、会社の中でも他部署は勤務時間と認められていて、私の部署だけ仮眠で済ませる、その労働時間既定の

「ダブルスタンダード」

これは許せませんでした。

正当な主張と今でも思っています。

定年間際の、氾濫でしたが、あとにつづくものに対する置き土産・・そんな意味もあるかな・・・多分。

以上私の場合の仮眠時間の、実際でした。

参考のURL イオンの仮眠間の裁定(リンク切れになりました・・チョト早いですね・・)

大阪市の改善命令

*いずれ記事はリンク切れになるかもしれませんが、容赦ください

参考になればありがたいです。

・・・・・・・

こんなシャツあるんですね~~

夜勤のシャツ!

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いろいろ書いてますが、自分が疑問に思ったことをしべるにつけ、同時に書いたりしています。
でも、ほとんどが自分の経験を主体にしています。

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