20代の平均年収(男女)の手取り金額は?高収入の職業を調べてみた!

大企業と中小企業の給与格差(男女比)と、昇給格差も表にしてみました。

20代の年収といえば、サラリーマン(社会人)の入り口の年代かと。

その20代の平均年収を、調べてみました。
調べたのは下記です。

  • 1:20代前半(21~24歳)の平均年収
    2:20代後半(25~29歳)の平均年収
    3:男女別年収
    4:大卒と高卒の年収差
    5:高収入と低いの企業は?
    6:高収入と低い都道府県のランキング

ではどんな金額なんでしょうか?

スポンサーリンク

使用したデータは国税庁の

「民間給与実態統計調査」

という処のデーター(2016年版)です。
このデーターは、国税庁が毎年実施している、給与の調査データです。
この数字は、税込みの総額の、年収データになります。

さらにこのデーターは民間の給与であって、公務員は含まれません。

なお金額はすべて総収入で、手取りの金額になると、2割ほど引いた金額かと思います。(扶養等によって割合は前後するかと思います)

Contents

20代の平均年収(男女)の手取り金額は?

では早速、上記の国税庁の「民間給与実態統計調査」のデーターを紹介します。

  • 1:20代前半(21~24歳)の平均年収
    2:20代後半(25~29歳)の平均年収
    3:男女別年収
    4:大卒と高卒の年収差

調べたのはこれです。

1:20代前半の給料

男性平均:265万円
女性平均:231万円
トータル男女平均では:248万円

です。

2:20代後半の給料

男性平均:378万円
女性平均:297万円
トータル男女平均:344万円


(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)

4:大卒と高卒の年収差

下記の表によります。


(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)


(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)

20代前半の、サラリーマン当初の給与は、そんなに差がないのですが、年代が上がるにつれて、その差は圧倒的ですね。

こんなに差があるんだと・・ちょっと私は驚きました。

当初は30万円ほどの差が、50代では、その差は圧倒的です。

なんで??

管理職の問題かな~~

それとも専門職はやはり、大卒なのかもしれないですね。

しかしこれが現実か!!

高収入の職業はどの分野か?

これも、「賃金構造基本統計調査」というものから引用しますが、下記の表のようになっているようです。


(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)


(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)

一番高収入なのは、20代前半は情報通信業で、20代後半では、金融保険業のようです。

3位は教育学習支援業で、この3つの分野は、ベスト3の高い順番のようですね。

逆に低いのは、宿泊、飲食などのサービス業です。
私もサービス業ですが、やはり・・・ですな~~

以外なのは製造業が、ワースト3位にはいってる!

これは驚いたな~~
私の経験してきた製造業が・・よかったはずなのですがね~~

時代が変わったのかな?

女性の場合は下記の表のようになっているようです。
ほぼ同じような印象です。

20代で大企業と中小企業の年収差はドンくらい?

これも表のようになっていますよ~~


(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)


(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)

20代の初めでは、そんなにそん色ないのですが、その後の年齢を経るにしたがって、格差はどんどん広がっていくようです。

この辺が、やはり大企業と中小の差なんですね。

これはひとえに、昇給の差かと思います。

転職するときに、考慮したいことではあるような気がします。
入社した後の昇給が、こんなに差があるのでは、どこでもいいみたいな感じではないですよね。

20代の年収の地域別ランキングは?

やはり地域によっても年収は、かなりの差が出るようですよ~~

1位:東京都:459万円
2位~7都府県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府)が上位です。



ワースト1位:青森県:282万円
その上が秋田県、岩手県、沖縄県のようです。

しかし関東や大阪府などは、住むのに固定費がかなりのウェイトを閉めますから、一概に生活の質という面では、比較はできないかもしれません。

実際私の周辺では、皆さん薄給ですが、すべて持ち家でコメも自前で野菜も結構作ってますから、それなりに暮らしてます。

我が家の娘夫婦は、東京からのUターン組です。

こういう地域では公務員が、一番いいかもしれないですね。

収入が低いからと言って、生活レベルが低いという、意味には、一概にひとくくりでは言えないということです。

スポンサーリンク

20代の平均年収のまとめ

如何でしょうか?

20代の皆さん、自分がどのレベルにいるか、おおよその比較はできたかと思います。

自分は低い!

そう思ってる方は、どうすればいいか?

それから、中小企業にお勤めの、20代のサラリーマンの方は、今後の昇給のレベルを、実際の上司の方や、勤続数十年の方と比較するも、いい判断基準になろうかと思います。

しかし決して、年収だけで測れないものも、実際にはあるはずですから、低いから即転職、そういう考えは危険かと思います。

じっくりと考えて、人生設計を行ってから、実際の行動は考えたほうが賢明かと思いますよ~~~。

下記の表は年代別の統計データーです。

(出典元:https://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/より引用)

私の20代のころの経験

私の20代の時の給与は、いくらか?

忘れませんよ~~

初任給が基本給でたったの・・

「87000円」

でした。
それにいろんな手当てがついて、総支給で基本で(残業なしで・・・)12万ほどだっと思います。

製造業だったので、毎日が残業の日々!

残業時間が普通に40~70時間ほど。(もちろん20時間程度の月も・・・がゼロは記憶にない!)

なので約15万前後だったような気がします。

初年度の年収が約

「180万円強」

低かったですね~~

しかしそこから怒涛の昇給や、昇格で・・31歳で転職でやめる時には、年収が400万オーバーまで上がっていましたから、時代なんですね。(バブル期)

今またその時の薄給の、初任給の年収レベルまで、下がってしまいました。

でもこれでいいんです。

私のサラリーマン人生は、紆余曲折・

年収は800万オーバーまで上がって、今や200万前後まで落ちましたが、前述したように年収だけで生活レベルは図れないものが、あると思います。

地方で持ち家で、田んぼと畑があればある程度は、自給できます。

年収が低かろうと、私の場合は何の不足もありません。

でもこれから働いて、人生を切り開いていこうとする20代の方は、最初からそれではいけないような気もします。

自分のやりたい仕事や、スキルのアップを図って、最終的には良い人生を勝ち取っていかないとね!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

関連記事

ページ上部へ戻る