有給休暇を退職時に消化するのを拒否するのは労働基準法違反なのか?

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退職時に有給消化をしようと思ったら、会社から拒否された!

会社を退職するときに、繰り越して、満額の有給休暇「40日」あるのに、まったく使えなかった!

こういう方、多いのではないでしょうか?

法律・・つまり労働基準法では、どんな規定になってるんでしょうか?

有給休暇の消化、取得は労働者の権利です。
きちんと、消化して退職しましょう!

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実は私も、ほぼ間違いなくですが、今年退職です。
理由は、色々あれど・・しかしこの有給休暇は、しっかりと消化して辞めます。

「当然の権利」

です。

Contents

有給休暇を退職時に消化するのを拒否できるの?

有給休暇というのは、労働者に与えられた権利です。
その取得に理由は必要ないのですよ~~

有給休暇の目的は、普段一生懸命に働いてる労働者の皆さんに、リフレッシュしてもらう・・・
そんな意味があるんです。

なのでたとえば、冠婚葬祭しか認めない・・とか、病欠時しか認めない・・とかいうのは違反です。

何に使用しても、有給休暇は良いんです。

例えばいつか見ましたが、有給休暇の取得理由が

「ドラクエの攻略のため!」

これももちろんありなのです。

有給休暇消化の取得に理由は義務化?労働基準法の定義をチェック!

なので、退職時の有給休暇の消化は、何の問題もないことです。

どんどん全部、全日数消化しして、退職しましょう!
引け目を感じることは、まったくありません。

労働基準法で、有給休暇は、労働者に認められた権利です。

とはいっても、会社側はすんなりいかない場合も、これは事実です。
いろんな、妨害工作があるかも、しれません。

推定されることと、対策を自分なりにまとめて見ました。

退職時の有給休暇・こんな場合はどうする?

あなたの存在が、キーマンといわれるほどの、重要な部署ならなおさらいろんなことを言ってくるかも。

考えられることを、下記にまとめてみました。

  • 1:代わりがいないから、見つかるまで伸ばせないか?
    2:仕事を投げて残った奴に迷惑かけるのか?(脅迫する)
    3:そもそも有給休暇を認めない
    4:有給の消化をしずらい雰囲気がバリバリ
    5:引き止めと慰留の攻撃が始まる

などなど・・・

如何ですか?
これらは、私がこれまで経験してきたことですが、私もこのことにさらされてきて、今があります。

まず大事なのはあなたの気持ちです。

「何が何でも有給消化して退職する!」

ここで基本的なことですが、この考えは重要なので、キチンと認識してくださいね~~

「自分が会社を思っているほどに、会社側が自分のことを思っていない!」

これです。
上記の引き留めをするのは、いくらかでも業務の効率を考えるだけで、あなた自身のことを思って、言ってることではありません。

その、例えばもう少し・・と応じても、次はまたもう少し・・

これが効かなくなると、脅迫型に移行して・・実は有給なんてとんでもない!

こういうパターンに、はまっていくかもしれないですよ~~

なので

「何が何でも有給消化して退職してやる!」

この強固な意志が大事です!(キッパリ)

有給休暇を退職時に消化するおすすめのパターン!

これは、私の予定でもあるのですが、私の今の会社の辞める社員の方にも、勧めています。

じつは、わが社に入ったのは、12年前(2018年現在で)に転職して入社したのですが、この有給休暇の消化をしないで、辞めていく方がいるんです。

なんで?

総務に確認したら、本人の申請がなかった!

「へ・・本人に教えないの?」

「言われれば質問に答えますが、まずは本人の意思が大事です」

って・・おいおい・・本人の意思って、有給休暇取得して退職するなら誰だって、そうしたいに決まってんだろ!

そうはいったものの、総務の言うことも、一理あるな・・とは思った次第です。

その後は、退職時の有給休暇の取得は、当然の権利であることが、認識されて殆ど消化して辞めます。

退職時の有給休暇の消化の拒否は違法か?わが社の例と経験を紹介!

しかし・・いくら有給休暇は権利といっても、経営側の「時季変更権」というものもあるので、退職日については、よ~~く話し合いましょう。

然し譲歩は、必要ありません。

お勧めのパターンは、ダラダラと、休んで出社、、出社して2日休んで・・これって尻が止まらないと思いませんか?

え・・あした休みなの?
今日の続きやる奴がいないよ・・

こんなパターンもあるかもしれないですね。

なので、最後の有給休暇の取得時には、退職日から逆算して、出勤日数に見合う有給休暇を一気に取得してやめましょう!

これが一番です。

例えば、有給が22日残っていれば、勤務日数22日先の退職日にします。

月22日稼働日ならば、簡単な例ですが3月31日退職日ならば、3月1日から休みます。

後は会社に行きません。

然しながら、引継ぎなどの理由で、休みに入る原則一か月前以前には、退職届の提出が必要です。

そうしておかないと、会社側が時季変更権の行使等で、もめる場合もあるので、決まりだけは守りましょう。
引継ぎが行われるか、否かは会社次第としておかないと、いけません。

この引継ぎする意思がなく、退職というのは、後々不利な点になる場合もあるので。

その予定で、引継ぎなどは、2月中に決着させるのがお勧めです。

上手くいかなければ、労働基準監督署に相談するのが、ベストです。

自分の立場が、、重要であればあるほど、円満退社なんてありえません。
この際

「会社に悪いから・・」

この際、そういう美的な考えは、捨てるべきです。

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有給休暇を退職時に消化するのを拒否は労基法違反?のまとめ!

有給休暇を拒否するのは、労働基準法違反です。
勿論退職に際しても、残った有給休暇の消化を拒否することは、出来ません。

労働監督署から、指導が入ります。

あまり書きたくないことなのですが・・・

私の場合は、転職を3度行って、今が4社目でもうすぐ定年です。
これまでのサラリーマン人生で、いろんな会社を見てきましたし、自分もいろんな経験をしてきました。

今でいう、派遣めいた管理職・・とでも言えばいいのかな・・多分。

12年前に、第一線が嫌になって・・疲れ果てて、今の会社に転職しました。

給料はものすごいく薄給ですが、仕事は超気楽でいいですね。

いままでのストレスは何だった?

こんな感じですが、しかしこれまでに、3度も会社を辞めてきたわけです。

簡単ではなかったですよ。

もう無理やりやめた・・
会社に強制的に行かなかった!

上に書いたような内容です。

退職しようにも、会社が話し合いに応じてくれないのです。
なので引き継ぎもできず。

最終的にどうしたか?

有給休暇の届を出して、あとはいかなかった!
これに近いです。

しかも工場長の机の上に、きちんとおいてきましたし、面と向かって、社長に渡したこともあります。

相手は、拒否しようとしましたが、私はその場を立ち去りました。

後はいかない!

「給料が振り込まれなければ、労基署に仲介を頼みます!」

この一言は言いましたね。

何度も言いますが

  • 「重要な方ほど円満退職は望めません!」
    「自分が会社を思っているほどに、会社側が自分のことを思っていない!」

これは、私の中では真実です。

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