ジャックニクラウス全米オープン名勝負まとめ!メジャー勝利数は?
帝王「ジャックニクラウス」は全米オープンでは
「4勝」
しています。
全メジャー勝利数は
「18勝」
しています。
キャリアグランドスラムは「3回」しかも全英オープンで勝てば、まさかの4回でした。
全米オープンでは、数々の名勝負や、死闘も言われる勝負を演じてきました。
メジャー勝利数や、全米オープンでの名勝負を、自分なりにピックアップして紹介しようと思います。
記録に残るメジャー勝利数では18勝で
「1位」
です。
その18勝の起点が、1962年の全米オープンでした。
Contents
ジャックニクラウスと全米オープン
全米オープンでは4勝しています。
1962年、1967年、1972年、1980年です。
そのうち名勝負といわれるのが、1962年と1980年です。
それと、トムワトソンが優勝した1982年もデッドヒートでしたね。
ではその中でどんな戦いだったのか・・
その1962年と、1980年の死闘と言われた内容についてみていこうと思います。
ちなみに1962年の相手は
「アーノルドパーマー」
1980年は
「青木功」
です。
1962年オークモントでのパーマーとの名勝負!
1962年というこの年は、まさにジャックニクラウスが、プロの世界にデビューした年です。
ジャックニクラウスは、プロデビューしたその年に、自身メジャー18勝の起点となる、記念の一勝目を達成したことになります。
この1962年の全米オープンの舞台は
「オークモントカントリークラブ」
です。
この頃のゴルフ界のスターは、言わずと知れた「キング」
「アーノルドパーマー」
です。
(出典元:https://www.goldenbear.jp/story/career-as-golfer.phpより引用)
熱狂的なファンは
「アーミーズアーミー」(アーノルドの親衛隊)
そういわれてました。
が・・しかしジャックニクラウスも、新進気鋭の新人で前評判は十分!
そこで大会主催者の方では、この二人に盛り上げてもらおう??
と・・思ったかどうかは知りませんが、予選ラウンドを同組に。
これは今でもよくありますよね~~
が・・・しかしこれが名勝負の始まりだったんだな~~
オークモントはペンシルバニア州にあって、パーマーの地元。
応援は完全に熱狂的!
バディーダッシュですごい歓声で・・
ニクラウスはやりにくかったと思います。
(出典元:https://www.goldenbear.jp/story/career-as-golfer.phpより引用)
予選ラウンドの2ラウンド消化でパーマーは3アンダーでトップタイ。
ニクラウスはイーブンパーでした。
勝負はここから!
決勝ラウンドの第3ラウンド、ムービングデーを終了して、パーマーは2アンダー。ニクラウスはイーブンパーで、1打縮小して、2打差で最終ラウンド!
決勝ラウンドの波乱万丈
さてその最終ラウンドですが・・
パーマーの快進撃が始まったわけです。
2番、4番でバーディーで、一時はニクラウスに5打差をつけて、誰もがこれで、すでに決まったろう!
そう思ったことだと思います。
が・・雲行きが怪しくなったのが9番。
まさかのボギー!
が・・ジャックニクラウスも負けていない!
猛チャージをかけて先に上がったのですが・・
「283」の1アンダーフィニッシュ。
この時点で先に上がって、パーマーの結果次第だったんですな~
そのパーマーですが・・
18番で手にした、2打目のクラブは4番アイアン。
見事に10フィートに2オン!
最終18番で、1打リードで迎えた、パーマーのピン10フィートのパット。
このドラマですよ~~
これが外れるんです。
(出典元:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/より引用)
次の日に18ホールのプレーオフ!
次の日もジャックニクラウスは、好調をそのまま維持!
パーマーはどうにも、昨日の18番のパッティングを外した余韻が・・・
18ホールの最終時点では、ジャックニクラウスが2打リード!
これで90ホール目の勝負の最終ホール。
パーマーはティーショットをミスしたのですが、3打目で乗ってピンから12フィート。
パーマーは、チップショットで直接カップを狙ったのですが、わずかに外れて反対側のグリーンから、こぼれてしまったのです。
パーマーは反対側から当然ですが、寄せに行くのですが、その前にニクラウスがピンそば20センチにつけていたので、それを見て、ニクラウスのボールマーカーを拾い上げて、ギブアップの意思表示!
然しこれはUSオープンでストロークの、勝負です。
ニクラウスは再度ボールマークを置いて、勝利のパットを沈めたわけです。
これもドラマですね~~
記者会見で言ったかはわかりませんが・・パーマーのニクラウスに対する言ですが・・
「あの大きいやつは今、ケージから抜け出したところだ。みんな奴を追いかけたほうがいい!」
愛称がゴールデンベアー
当時からクマの愛称だったんですね~~
ケージとはよく言ったものです。
しかしないはともあれ・・ここがジャックニクラウスの、活躍の起点だったわけです。
・・・・・・・・・・・
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バルタスロールでの青木功との死闘!
(出典元:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/より引用)
1980年の全米オープンの舞台は
「バルタスロールGC」
です。
此れもまた、粋な計らいでは全くなかったかもしれませんが、初日からジャックニクラウスと青木功のペアリング!
面白いことに、このまんま・・4日間同じラウンドでした。
皆さん承知のように、全米オープンのペアリングは2名。
2バッグです。
ですから4日間、同じ顔触れで(二人で・・)プレーしたことになります。
当時の青木功は
「東洋の魔術師」
と言われてました。
青木功38歳。
ジャックニクラウス40歳で絶頂期ですね。
青木は飛距離がいまいちで、しかも当時はパーシモン!
全く2オン(パーオン)しない。
「たまんないよ!パー3以外二打目に持つのがおたまじゃくし(ウッド)だよ!」
そういって、嘆くのですが、やはり東洋の魔術師です・
こうなればバンカー狙いだ!(ラフよりは当然いい!)
バンカーに入れて、寄せてどんどんパーを拾っていくその姿を見て、ギャラリーはまさに大興奮!
そんな大会だったようです。
ユーチューブでは、その時の模様がありますよ~~(公式ではないので貼れませんが・・)
バルタスロールの死闘の勝負の行方!
予選二日を終了してニクラウス6アンダー青木が4アンダーです。
3日目を終了してニクラウス6アンダー、青木も6アンダーで同スコアで、ファイナルラウンドへ!
ここからが死闘謂われる所以です。
まさにマッチプレー!
なんで??
その下が離れていたからです。
二人が突出して、スコアを争うのですから、死闘にふさわしい名勝負だったんですよね~~
しかもニクラウスの飛距離には、青木は全く歯が立たず!
ニクラウス2オン。
青木はバンカーから3オンでも、同じパーをどんどん拾っていく、そんな青木のプレーは全世界に中継されて、そのプレーに釘付けになりました。
最終の18番ホールで、ジャックニクラウスのバーディーパットが決まって勝負あったですが、その時にまだ青木功のバーディーパットが残っていました。
(出典元:https://www.goldenbear.jp/story/career-as-golfer.phpより引用)
歓喜のギャラリーを制する、ニクラウスの姿は、いつ見ても紳士ですね~~
ゴルファーというのは、勝負師ですが、しかしその前に紳士たれ!
そういうことなんだと思います。
(出典元:https://www.sanspo.com/golf/photos/20150617/より引用)
この名勝負は、全米オープンゴルフが開催されるたびに、毎年紹介される定番です。
今年も何度も、放送されると思いますよ~~
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参考になればうれしいです!
ジャックニクラウス全米オープン名勝負まとめ
1962年は、ジャックニクラウスにとって、プロデビューの年でした。
そして記念すべきプロの1勝目が、この年の全米オープンで、しかもそのデッドヒートを繰り返し、18ホールのプレーオフを戦ったのが
「アーノルドパーマー」
だったわけです。
これって本当にドラマというか、そのアロのジャックニクラウスの活躍を決定づける、そんなメジャーだったようなそんな気がします。
場所はオークモントでした。
そしてもう一つのニクラウスの勝利で終わった名勝負が、バルタスロールでの青木功との死闘とも言われる一騎打ち!
じつはニクラウスはこのほかにも、全英オープンで
「真昼の決闘」
と言わる名勝負を、「トムワトソン」と演じています。
また1982年のペブルビーチでの「全米オープン」でも、トムワトソンと名勝負を演じています。
これらすべてを勝っていたら、とんでもない数字だったかもしれないですね。
ジャックニクラウスは、マスターズでも勿論名勝負を演じています。
タイガーウッズの今と伝説的な成績・勝利数と生涯獲得賞金の総額は?
稀代の英雄…まさに
「帝王」
だな~~と改めて思いました。
皆さんは如何思いますか~~
・・・・・・・・・・・・・・・
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