ジャックニクラウスの歴代対戦相手は?マスターズ名勝負まとめ!
「ジャックイズバック!」
この合唱が起こった、1986年のマスターズは、ジャックにクラウスの名勝負篇で、最高の舞台でした。
1986年、この年ジャックニクラウスは
「46歳」
もうメジャーで、勝利することは無いだろう!
いえいえ・・このマスターズで、ジャックは戻ってきました!
1986年のマスターズでの、ジャックニクラウスの活躍は、華々しいものではありませんでした。
但し最終ラウンドの14番までは。
まさか・・ジャックにクラウスが、この時点で優勝するとは、思ってもいなかったはずです。
が・・・奇跡は起きるんです。
Contents
ジャックニクラウスのマスターズこの日の奇跡的スコア!
ジャックニクラウスは、この最終日のスタート時点では、首位のグレッグノーマンに、なんと4打差の9位。
そして若手で台頭してきた、トムカイトやニックプライス、セベバレステロスなどが、間にひしめいていたわけです。
誰もが、4打差を跳ね返しての優勝はない!
そう踏んでいたのでした。
そう・・あの14番終了時点までは・・
この時のニクラウスの、キャディーは長男のジャッキー、
さて15番ですが、あのジーンサラゼンが、逆転でアルバトロスを決めて優勝した
「サラゼンブリッジ」
それを彷彿させるようなショット!
2オンに成功して、それを見事に沈めて「イーグル」
ジーンサラゼンは、あのダブルイーグル(アルバトロス)を決める前までは、3打差のビハインド。
のこり235ヤードを4番ウッドで。
それを一気に帳消しに。
そしてプレーオフで逆転の優勝!
記念して、栄光をたたえてかけたのが、「サラゼンブリッジ」です。
話戻して、その次の16番では(池越えのショート)、2メートルを沈めてバーディー。
17番では難しいスネークラインが残るバーディーパット。
いったん左に切れて、その後右に大きくスライスする、4メートルのパット!
これをねじ込んでバーディー!
この時の有名なポーズがこれです。
これはマスターズが開催されるたびに、殆どの方が見るのではないでしょうか?
これでトータルで9アンダー。
この時点で単独首位に躍り出ます。
対抗馬はグレッグノーマン。
18番はパーで、最終組が上がってくるのを待ちます。
その、ノーマンは17番でバーディーとして、この時点で9アンダーで両者並ぶのですが、さて勝負の行方は??
ノーマンの18番にかかってました。
ノーマンのセカンドショットが、なんと・・・右奥サイドのギャラリーに突っ込んだんだな~
そこから寄せきれずにボギー!
この時点で、ジャックニクラウスの、マスターズでの6回目の優勝が、決まったわけです。
まさしく
「ジャックイズバック!」
ですね~
1986年マスターズ勝利の内容とメジャー勝利数!
最終日のジャックニクラウスは、スタート時点で首位に4打差の9位でした。
が・・この日のスコアはなんと・・「65」
しかもバックナインで6打も伸ばすという快挙!
ニクラウス自身の弁ですが・・・
「18番グリーンに向かう途中、まだ試合が終った訳でも勝が決まったわけでもないのに、涙がこみ上げてきた」
こういってます。
自身はマスターズでの勝利をこれで「6勝」に伸ばしました。
くしくも15番のイーグルは、その年にたった一度のイーグルでした。
最後のメジャー勝利は、あの青木功との一騎打ち、死闘とも言われた「バルタスロール」での全米オープンでの名勝負。
そこから、勝利はなかったわけですから、何とも素晴らしいものですね。
自身、この勝利以降は、レギュラーツアーでの、勝利はありませんでした。
勿論その後、シニアでも大活躍することは、言うまでもありません。
私自身、青木功と、ジャックニクラウスが、一緒にシニアツアーでプレーするのを見て、勝ち負け別にしていいもんだな~~と思ってました。(1990年代~です)
メジャー勝利数
- マスターズ 優勝: 1963, 1965, 1966, 1972, 1975, 1986
全米オープン 優勝: 1962, 1967, 1972, 1980
全英オープン 優勝: 1966, 1970, 1978
PGA選手権 優勝: 1963, 1971, 1973, 1975, 1980
PGAツアー勝利数:73勝
すごいですね。
全英オープンをもう一回勝利すれば、グランドスラムを4回達成したんですよね~
ご覧のとおり18勝しています。
勿論1位です。
二位はタイガーウッズの14勝です。
タイガーウッズも、3回キャリグランドスラムを、達成しています。
しかしタイガーの凄いところは、誰もなしえなかった年をまたいだ、4連続勝利を達成しています。
これをグランドスラムと認定(年間)するかどうか議論されたのですが、やはりボビージョーンズ以来の、グランドスラムは崩せないということで、
「タイガースラム」
と命名されました。
・・余談でした・・
ジャックイズバックのまとめ
昨年(2016年)アーノルドパーマー氏が、亡くなりました。
私がゴルフを始めたときには、バイロンネルソン氏は健在で、自身の大会でオーナーを、やってたのを覚えています。
ベンホーガンも、まだ健在とはいえませんでしたが、生きていました。
英雄がいなくなっていくのは、寂しい限りです。
ジャックニクラウス氏には、いつまでも元気でいてほしいですね。
もしかしたら、アメリカのゴルフ界で、最後の英雄かもしれないです。
メジャーの勝利数も、ツアーの勝利数も桁外れです。
然しタイガーウッズがいますからね~~
タイガーウッズ氏には、是が非でも復活してもらわないと・・・
またあのフィールドの立つ日を見たいな~~
最後に負けたノーマンですが、不名誉なことばかりが言われました。
「サタデースラム」
「ノーマンスラム」
などと揶揄されました。
3日目を終わって、首位にいるんです。
が・・・勝てない。
最強の2位!
なんです。
最近では、フィルミケルソンがそうでした。
最強の二位。
然し・・その後汚名返上する活躍は、言うまでもないです。
然しノーマンは・・しかし全英では雪辱しましたが、見てられなかったのは「1996年」のマスターズ。
まあ・・書くのはまた別の機会に!
タイガーウッズの今と伝説的な成績・勝利数と生涯獲得賞金の総額は?
さて今年2017年のマスターズは誰が優勝する?
注目はマキロイですよね~
マスターズ勝てば、久々のグランドスラム達成者が、出ます。
松山英樹も出ますから、要注目ですね~~
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