マスターズの功績でサラゼン・ネルソン・ホーガンブリッジの意味は?
- サラゼンブリッジ
ネルソンブリッジ
ホーガンブリッジ
この三つの橋は、オーガスタにかかる、メモリアルブリッジで、マスターズトーナメントの名勝負を戦って、劇的な勝利を収めた名プレイヤーをたたえる橋です。
- サラゼンブリッジ=ジーンサラゼン
- ネルソンブリッジ=バイロンネルソン
- ホーガンブリッジ=ベンホーガン
この3人のマスターズの勝利の、栄誉をたたえた、メモリアルブリッジです。
ここではその3人の、名勝負を見ていこうと思います。
単なる勝利なら、メモリアルにはなりません。
やはりパトロン(オーガスタではギャラリーをパトロンと言います)が納得する、名勝負でないとそうは、ならないわけです。
ではどんな戦いだったのでしょうか?
Contents
オーガスタ12番にかかるホーガンブリッジ
「ホーガンブリッジ」は、12番のアーメンコーナーの一角にあります。
(出典元:https://training-kozou.cocolog-nifty.com/photos/より引用)
大会期間中は、この橋を渡って12番のグリーンに行くようですね。
「ベンホーガン」
はマスターズで2勝。
1951年と1953年です。
この記念の橋は1953年のマスターズでの、それまでの最少スコアを更新した、栄誉をたたえた橋です。
その数字は
「274」
です。
現在の最少スコアは
「270」
この数字は1997年のタイガーウッズと、2015年のジョーダンスピースのスコアです。
ただ1953年といえば、用具もボールも今とは雲泥の差で、270ストロークですから、やはりこれは驚異的だったのだと思います。
ベンホーガンを紹介します。
- 生年月日:1912年8月13日
没年月日:1997年7月25日(満84歳没)
成績 :優勝回数
メジャー:9勝
米国男子:64勝
賞金王 :1940年-1942年・1946年・1948年
賞金ランク最高位米国男子:1位(5度)
メジャー9勝は4位の成績
1位:ジャックニクラウス18勝
2位:タイガーウッズ14勝
3位:ウォルターへーゲン11勝
そしてベンホーガンです。
ベンホーガンのスイングはきれいですね~~
「モダンゴルフ」
というレッスン書を残しています。
私も持っていますよ~~
ネルソンブリッジは大逆転劇を記念した橋!
ネルソンブリッジは、オーガスタ13番にかかる綺麗な橋です。
(出典元:https://news.golfdigest.co.jp/tournament/より引用)
ホーガンブリッジと似ていますが、かかっている場所が違います。(当然ですよね)
このネルソンブリッジは
「バイロンネルソン」
が1937年のマスターズトーナメントで、大逆転劇を演じたことを記念して、かけた橋です。
その栄誉をたたえてかけた橋・・そういうことですね。
その時のバイロンネルソンは、最終日のアーメンコーナーの12番で、まったく風が読めない中でバーディー。
続く13番のロングホールで、2オンに成功してイーグル奪取!
最終日の、バックナインを「32」という驚異的なスコアで、見事に逆転の優勝!
アーメンコーナーを味方につけた勝利。
と言えると思います。
(出典元:wikipediaより引用)
バイロンネルソンという方は
- 名前 :バイロン・ネルソン
生年月日:1912年2月4日
没年月日 :2006年9月26日(満94歳没)
出身地 :テキサス州ワクサハチー
メジャー5勝
米ツアーで:52勝
メジャーのうちマスターズ:2勝
という成績です。
1937年といえば、マスターズが始まったのが1934年。
4回大会ということですよね~~
自身の名前を冠したツアーが、PGAでは組まれています。
サラゼンブリッジはオーガスタ15番にかかる橋!
サラゼンブリッジは、オーガスタの15番の左サイドに、かかる橋です。
(出典元:https://news.golfdigest.co.jp/tournament/column/より引用)
ここにはマスターズの期間中に、スタンドが組まれるので、多くの観客(パトロン)の声援を受けながら、この橋を渡っていく光景が見られます。
サラゼンブリッジは、1935年のマスターズトーナメントで、15番でのダブルイーグル(アルバトロス)を記念した橋です。
但し、1935年ではまだ名称は、マスターズではありませんでした。
「Augusta National Invitation Tournament」
マスターズという正式名称は、1939年からのようです。
此れにはボビージョーンズと、クリフォードロバーツの、確執があったようです。
いずれプレーには関係がないので・・
そのジーンサラゼンの、アルバトロスをたたえた橋です。
15番のダブルイーグルならぬ、イーグルで優勝したジャックイズバックの、1986年が思い出されますね~~
しかしいずれ時代は1935年。
そのダブルイーグルの瞬間ですが、その時のトップはクレイグ・ウッド。
18番でバーディーを奪取して、ジーンサラゼンには3打差。
その3打差で、15番のティーに立っていたサラゼン。
まさに15番はロング。
ティーショットは完璧!
2打目はカップまで約235ヤード。
手にしたのは4番ウッド!
そして打ったのですが・・まさかの直接のカップイン!
ダブルイーグル(アルバトロス)です。
そこでトップのクレイグウッドに並んで、プレーオフ!
それを下して劇的な逆転の勝利!
パトロンは大いに沸いたわけです。
それを記念した橋です。
その時のジーンサラゼンの言です
「ショットそのものよりも、このショットを打つために費やした膨大な練習量を誇りに思う」
まさにその通りで、石川遼君もこれを聞くといいかもしれないな~~
マスターズメモリアルブリッジのまとめ
マスターズが始まったのが、1934年です。
そこからの歴史で、数々の名勝負や、数々のスーパーショットが生まれてきました。
但し、ショットにはに分割されるような気がします。
上記に書いた、ジーンサラゼンのようなスーパーショットで優勝。
それとベンホーガンのように、地味だが安定的にバーディーを量産して、決して崩れないゴルフ。
派手さは上記に軍配が上がるのかな??たぶん。
しかし、長い目の成績になると、それは顕著に出るような気がします。
ベンホーガンが生まれたのは1912年です。
その1912年生まれのゴルファーで、偉大な選手が3人いるようです。
これは私は気が付いたのですが・・・
- ベンホーガン
サムスニード
バイロンネルソン
です。
この3人はすごかったようですね。
成績見ると驚きます。
- ベンホーガン:64勝
サムスニード:82勝
バイロンネルソン:52勝
すごいです。
3人合わせて198勝にもなります。
サムスニードはPGA最多勝利数を誇っています。
2位はタイガーウッズで79勝
現役ではフィルミケルソンが51勝で続いています。
この3人の時代は、他のプロはなかなか勝てなかったでしょうね~~
同じ時期にタイガーウッズが3人いるようなもの・・・といえばたとえは悪いですが、想像できようかと・・
今の時代にはいる?
思いつかないですね。
もしタイガーウッズが現役で頑張っていれば・・ですが・
ぜひ復活してほしい、そう思ってるのは自分だけでは、ないと思います。
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