年金繰り下げのメリットやデメリットを平均寿命で考えてみた!
年金の繰り下げ受給って、知ってますか?
本来なら65歳から満額の年金を
「70歳」
までに、延長することです。
勿論、その間の何時の時点でも、受給可能ですが最長が70歳になっています。
当然「65~70歳」までの期間は(繰り下げ期間中)、無年金ですが、その代わりに実際の、支給開始時の割増率は、かなりの加算額になります。
但し、総支給で見ると追いつくまでには、かなりの時間がかかります。
そのことを踏まえて、人生の期間も含めて考察してみます。
年金の受給資格があるにもかかわらず、繰り下げ受給を選択する方も、中にはいらっしゃいます。
これって有利?
人生って、今何年だ?
俺って、何才まで生きられるかな?
それって、究極のような気がします。
私の父は、「64歳」で逝ってしまいました。
すい臓がんでしたが、そうなると年金の繰り下げも何も、あったものではないです。
Contents
年金支給開始年齢の繰り下げのメリットやデメリットを平均寿命の関係は?
これは大いにあります。
今どれだけの方が、この年金の繰り下げ申請の適用を行っているかというと
「1.3%」
です。
それだけの方しか、年金支給開始の繰り下げ受給を行って、いないわけです。
この数字・・皆さんどう思いますか~~
人間っていま何歳まで生きられる・男女の平均年齢は?
これが、まず一番考える要素かな~~
って私は思うんだな。
親父のようだと、さっさと支給していただいた方が、有利ですよね。(しかしそれは誰にも分らないかと・・)
しかしやはり基準を考えるなら
「男女の平均寿命」
を考えてみたいと思います。
昨年の、「2017年7月27日」に厚生労働省の発表した、男女の平均年齢は
- 男:80.98歳
女:87.14歳
です。
男と女で6歳も違うんですね。
もう一つ、健康年齢というのがあるんです。
これは最新のデーターではないですが
- 男:72.14歳
女:74.79歳
この、健康年齢というのは、日常生活で何かしら、不自由なことを感じ始める・・そんな年齢のようです。
この年齢については、いろんな統計があってどれが正しいとかではなく、参考数値にとらえてください。
でも、一応の目安にはなろうかと、思います。
これが、重度になれば・程度に拠っては・「要介護認定」という段階になっていく??
そうかな・・・多分。(私の個人的な考えです)
男では、約8年間、生活に何らかの支障がある状態で、生活するということですね。
これって何が考えられる?
例えば、私のおふくろは84歳ですが、膝が痛くて75歳の時に、人工関節を入れる手術をしました。
こういうこととか、歩くことが困難とか・・
こうなると、お風呂も一人では・・とか・・
いろんなことが、
考えられると思います。
年金の、繰り下げ受給を考える場合は、この二つが重要な要素では?
そう私は考えますが、皆さんは如何ですか?
年金の繰り下げ受給は損か得か?加給年金や支給総額の予想額に驚き!
*ちなみに繰り下げ受給の実際のシュミレーションは、上記リンクで紹介しました。
繰り下げ受給をした方がいい方としない方がいい方は?
さて・・では、どんな方が繰り下げ受給をして、どんな方が繰り下げ受給をしない?
これはあくまでも私の、意見ですので、良しなに!
然しながら、私もあと数年で、その時期がやってきますから、もちろん他人ごとではないわけです。
繰り下げ受給をした方がいい方は?
働ける方でしょう・・やっぱし。
定年の雇用延長が、70歳まであってその時の収入で生活は十分。
この場合の考えられることを、書いてみます。
- 1:延長雇用が70歳まで働ける:生活も大丈夫
2:家のローン、他があって働かないといけない
3:私は絶対に平均年齢以上生きてやる!!
ざっと見て、考えてみたのですが、こんな方かと。
繰り下げ受給をしない方がいい方は?
こんな方かと。
- 1:すでに老後の資金は十分。
2:家のローンとか、住む物件も解決済み
3:健康に不安がある
4:仕事はしたくない
勝手に書いてみましたが・・如何でしょうか?
でも人間だらけていては、何事も上手くはいかないかと。
特に
4:仕事したくない
では、いい人生にはならないような、そんな気がします。
仕事しなくても、仕事らしいことを見つけて、充実したライフを送っていくことが、大事かと思います。
上記の判断に大きな、判断基準になるのが
「平均寿命」と「健康年齢」
だと私は思います。
どうしても人生の終末は、介護の世界になろうかと・・・現代は。
その時の、予算をある程度、シュミレーションしておかないと、いけないと思います。
そこをどう考えるか・・そういうことではないかと。
人それぞれで、懐の具合(お金)は違いますから、この辺をよくよく検討して、判断するようにしないといけないと思います。
・・・・・・・・・・・
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年金繰り下げのメリットやデメリットのまとめ
年金の繰り下げ受給について、書いてきました。
上記のことを踏まえて、個人で検討しないといけませんね。
また家族や、親しい友人でも、相談はいいかと。
私事ですが、私の父(おやじ)は私が40歳の時に64歳で逝ってしまいました。
年金は60歳から、支給されていました。
おふくろが、遺族年金を引き継いだんです。
そのおふくろも今は
「84歳」
一人で何でもできます。
介護は必要ありません。
畑の仕事は、おふくろの仕事です。
だいぶ、姿かたちは年取ったなあ~~
とは思いますが、まだまだ自分で何でもできそうです。
ちなみに、私のばあさんは
「94歳」
まで長生きしました。
亡くなる、3か月前まで、自分ですべてできてました。
そのほぼ1~2か月くらいの介護は「おふくろ」がやりましたね。
同居の娘の3女と、仙台に住んでる二女が、よくばあさんの床屋をやって、楽しそうでした。
田舎の風景です。
長生きしてほしいとは思いますが、人間には寿命というのがありますからね。
うちのおふくろはよく言います。
「人間生まれる時と死ぬときは自分で選べない」
だよね・尤も後者の方は自分で選べますが、それはない自然の場合のことです。
最近の議論は、この支給開始の選択を75歳まで繰り下げる案も、出ているようです。
今と同じ割合の推移ならどうなる?
ということでシュミレーションしてみたのが下記です。
年金の繰り下げ受給は損か得か?加給年金や支給総額の予想額に驚き!
みなさん!!
いい人生送りましょう!
・・・・・・
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今案い一杯種類がありますよ~~
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年金だけでもこれだけ、知らないといけないことがあるようです!!
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