昇給率 2018年春の賃上げは内部留保税制見直しでいくらか予想!
2018年の昇給は、どのくらいになるか?
それに関係する、企業の内部留保に対する、法人税の見直しで、どうやら3%と息巻いてるようですが、それ相応に給料が上がるような、そんな雰囲気です。
その内部留保金の、課税や減税の話題と、賃上げ(昇給)がどのくらいになるのか、予想してみました。
内部留保金については、この間の衆院選挙で、どこかの党が掲げましたが、結局経済界の反発でトーンダウン。
さて来年2018年の昇給率はなんぼ?
日本の企業は資本主義経済ですから、元気な分野と、そうでない分野と二極化してるように思います。
勿論、私のように昇給なんて・・どこの話??
そういう企業もあるわけです。
賃上げができるところはやっぱし、していただかないとね!
*実績を追記しました。(一番下です。)
企業の内部留保の金額が、すごいことになってるんですね。
下記で詳しく紹介しました。
内部留保の推移と税金として課税は可能か?ランキングもチェック!
この金額は、すでに税金を支払った後の金額ですから、企業は自由に使える金額なわけです。
国家予算の、優に4倍以上です。
Contents
内部留保と賃上げの微妙な関係は?
どうやら、この内部留保金が、企業の内部に蓄積されて、一向に市場に出てこないことに、政府がおかんむり!!
と、簡単に言えば、こんなことのようです。
然し課税することはできるのか?
これは、すでに課税されてるのですから、また課税すれば二重課税なので、無理・・
そこで出てきた案が、下記のようです。
- 1:法人税現行27.99%を25%に減税
2:賃上げ協力なしは現行税制(27.99%)
3:協力なし企業は株式をGPIFは購入しない
今出ているのは、こんな感じの情報です。
いずれ何が何でも3%と、設備投資などへの資金の循環を、目指しているようです。
内部留保に対するアメとムチは?
上記に書いたように
アメ=減税
ムチ=株式のGPIFでの府購入や、減税を受けられない
また公表する。
このムチが怖いですね。
GPIFで、購入の対象外となると、すでにその会社の株は上がる見込みのない企業という、そんなイメージが定着する可能性も。
となると、株価は下がって、株主総会での物言う株主からは、突き上げられて、最悪は損失の補償問題にも発展するかも!
どの程度の、割合での消費を促されるのかは、まだまだこれからの
「政府税調」
の議論次第というところでしょうか・・
*年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF。高橋則広理事長)
ズバリ2018年春の昇給は何パーセント?
政府が進める賃金のアップは、「時給1000円」を目指しているようです。
それと来春のベースアップは
「3パーセント」
という、ターゲットがあるようです。
名目GDP600兆円という、大きな風呂敷を達成するためには、このくらいの循環は必要かと。
そんな思惑なんだと思います。
が・・・しかし現実を見れば・・いくら何でも3%は???
でないかな~~
なので話半分+アルファーで
「2.0%」
の上昇の予想にしておきます。
ただ上記のような、内部留保に関する、アメとムチの政策は、「資本主義の精神に反する!」という意見もあるようです。
2018年春の昇給・ベースアップ予測のまとめ
よくよく考えると、この内容って課税強化ではないですね。
内部留保のお金を、設備投資や賃上げに還元した企業については、さらに減税をいたしましょう‥
そんなお話ですから。
その優遇処置を受けられるかどうかは、要は賃上げや設備投資にいくら回したか・・
それで判断ですから、特に問題ないお話かと。
但し、税率は変わらなくても、積極的でない企業ということで、公表されることと、一番の問題はやはり
「GPIF」
が自分の会社の株を買ってくれない!
これは大きいと、私は個人的に思います。
これはショック!
上記にも書きましたが、日経平均株価の構成銘柄から、外れたくらいに痛い処置かと。
極端に言えば、公的に買い上げないのですから、上がる前提が崩れてしまって、逆に売りが殺到する事態に、なるかもしれません。
高い打ちに売り抜けろ!
これです。
それはさておき・・内部留保があるんですか~~日本の企業は良いですね~~
って私の会社も、日本の企業ですが・・・内部留保だ~~
どござあるんだそんな銭は??
うらやましいお話で・・わが社は食うにも事欠いてますから、賃上げなんてどこか別な世界のお話です!!
注:2017年11月21日現在の情報です・・確定ではないので途中経過ということで・
この内容の情報元は結構出ていますが:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53549
プレジデントオンラインですが、参考にいたしました。
*4月17日追記
賃上げ2018昇給の平均額の実績を業種別に検証!運輸は大幅UP!
で‥2018年の昇給は、概ね上記に書いた内容になったようです。
参考までに。
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