秋雨前線はいつからいつまでの季節に発生?別名や天気図も調べた!
秋雨前線が、発生する時期は?
例年ですと、8月の末頃から10月頃にかけて発生する、よく見る前線の形態のようです。
梅雨前線に似ていますが、でも要因はまったく異なってますので、これはこの秋の季節特有です。
-
- 秋雨前線がなぜ発生するか?
なぜこの季節か?
天気図はどうなる?
- 秋雨前線がなぜ発生するか?
この疑問を、ここで解決しようと思います。
梅雨が明けて、夏が来て熱い!
って、いう風にならなかった、2017年。
全然おてんとさんが出なくって、仙台では連続降雨の新記録、なんてのを樹立しました。
そのまんま秋になって、すぐに秋雨前線での長雨!
そんな感じですが、ではその秋雨前線って?
Contents
秋雨前線とはいつの季節のことを言うか?
これは上記にも書きましたが、季節は秋です。
しかし同じ秋でも
私の感じでは
「初秋~中秋」
のような感じがします。
次の候で紹介しますが、天気図的には日本列島の南岸に停滞しますから、日本列島の南の方では、10月の終わりでも、晩秋とは言わないような気が、するからです。
11月中旬でも、近畿や中国地方では、まだ紅葉はしないでしょう。(山間部は別でしょうが…)
私が住んでる宮城県でも、紅葉は10月の下旬ですが、今年は寒いのですごく早い感じがします。
今の時期に秋雨前線ですか~~
まあ・・秋っちゃあ~秋ですが・・
ただ一般的には秋雨前線の発生期間は
「8月の末頃から10月頃」
という漠然とした、期間のようです。
秋雨前線の発生原因と別名は?
秋雨前線って、いったいなんで発生すれうもの?
ちょっとそれについて、調べてみました。
秋雨前線の発生する原因は?
まずは前線のできる理由は、暖かい空気の塊と、冷たい空気の塊がぶつかった、その境目にできるものなんだそうです。
8月後半からの日本付近には、そろそろオホーツク海高気圧が、北の方から南下してきます。
真夏には、太平洋高気圧が、日本列島に張り出して、すっぽりと覆って、暑い夏がやってきます。
が・・・季節が秋に向かうにしたがって、偏西風の流れが、オホーツク海高気圧の、南下を促してきます。
このオホーツク高気圧が南下して、日本列島でぶつかり、暖かい南の高圧と、冷たい寒気を含んだオホーツク海高気圧がぶつかります。
その境目にできるのが
「秋雨前線」
と言います。
最初は、太平洋高気圧が強いので、北の方でぶつかりますが、徐々にオホーツク高気圧が、優勢になって、季節が進むにつれて、北の高気圧が優勢になって、前線を押し下げます。
南下して、日本の南岸付近まで押し下げた状態が、今の状態かと。
それが今の、10月19日近辺の典型的な天気図かと。
ちなみに、梅雨前線は、秋雨前線とは逆で、下から押し上げていきます。
太平洋高気圧が優勢なので、これが完全に勝った時は、上に完全に押し上げて消えてなくなります。
上からくるか・・・下から上がってくか?
この違いかと・・単純に言えば。
秋雨前線の別名は?
秋雨前線には下記で示すような、別名がついてるようです。
-
-
- 「秋霖(しゅうりん)」
「秋入梅(あきついり)」
「秋湿り(あきじめり)」
「秋さずい」
「秋の地雨(あきのじあめ)」
- 「秋霖(しゅうりん)」
-
中々季節感を感じさせる、そんないい言葉ですね。
こういうのを見ると、日本だな~~
って思います。
・・・・・・・・・・・
秋雨対策の長靴の特集!
・・・・・・・・・
秋雨前線の天気図はどうなってる?
では、秋雨前線の典型的な天気図を、見ていこうと思います。
下の画像がわかりやすいです。
(出典元:https://portal.nifty.com/kiji/140818164901_1.htmより引用)
こんな感じで、来たの寒い寒気を含んだ高気圧が南下して、太平洋高気圧を押し下げます。
その境目に、画像のような前線が、できるわけです。
こわいのは、この前線に南から台風が、やってきて大雨を降らせることです。
この場合は、ちょっとかなりの雨の量で、危険のようですから注意が必要です。
このような秋雨前線が、居座る天気が10月いっぱいは続きそうな、例年の天気図です。
これが消えるということは、上のオホーツク高気圧に、囲まれるということで、要は冬になっていくんだな~~
寒いのは嫌ですが、一年のサイクルなので、仕方がありませんね~~
・・・・・・・・・・・
関連記事
言葉の意味や成り立ちや由来についての本ブログ内の記事をまとめてみました。
↓ ↓
言葉の成り立ちや意味の辞典!難しい類語や英語表記の記事まとめ!
いろんな言葉の意味や、考え方を考察してみました。
・・・・・・・・・・・
秋雨前線はいつの季節>のまとめ
秋雨前線の季節は、まさに今です。
一般的に例年では
「8月の末頃から10月頃」
と言われます。
天気予報でも、この秋雨前線という言葉が、頻繁に使われるのは、8月に入ってからですね。
長期予報では、秋の主役です。
最近は、ジェット気流の(偏西風)の蛇行などもあって、なかなか季節外れの天気だったり、今年2017年は、夏に連続で雨が降る新記録だったりと、不安定です。
夏寒かった分、冬が温かかったらいいな~~
なんて、個人的には思ってるのですが、さてどうでしょうか?
その季節季節の、風物詩が、自然にみられる環境ならば、これは良しとしたいですね。
この辺では、ススキがだんだん枯れてきました。(宮城県)
今年の、秋の紅葉も例年よりは、はやい感じです。
(出典元:管理人撮影)
秋雨対策の長靴の特集!
栗駒山も終わった感じです。
秋雨の別名は何と言う?秋雨前線で長雨がいつまで続くか予想した!
秋雨前線と台風の関係はいつまで続く?秋の長雨の季節感も感じる言葉!
皆さんのところは如何ですか~~
スポンサーリンク