老後の生活費の平均は夫婦でいくら必要?ゆとりある暮らしは困難!
老後が、近づいてきた方にとっては、定年退職した後の生活費っていくらかかる?
自分の老後は、年金支給だけで生活費は賄えるのか?
総務省の統計によると、老後の生活費は夫婦で、月平均で
「27.5万円」
必要という「家計調査報告(2015年)」があるようです。
さて皆さんは、大丈夫ですか?
私の、この数字の感想を書いてみようと思います。
誰でもが、老いていきます。
年齢は、望むと望まざるとにかかわらず、重ねていくはこれは通りですね。
しかし、誰しもが老いたくはないと思うのも、これは当然かと。
でも現実を見ると、やはりその先に待っている「現実」も、直視していかないと、失敗すると思うんです。
Contents
老後の生活費に必要な夫婦二人の費用?
総務省の2015年の
「家計調査報告」
というのがあります。
それによると夫婦二人での生活費ですが、その前に前提ですが
夫:65歳以上
妻:60歳以上
の、夫婦世帯での、支出調査のようです。
妻60歳なんて、わが社ではまだまだ現役で働いてる方多いですが、この場合は、夫の65歳の年金支給開始年齢に合わせた、調査なんだと思います。
ではその内訳ですが・・・
高齢夫婦世帯の平均支出月額(万円)
1:直接費・社会保障費:3.2
2:交際費など :5.9
3:教養・娯楽 :2.6
4:交通・通信費:2.7
5:保険医療 :1.5
6:被服・履物 :0.7
7:家具・家事用品:0.9
8:光熱・水道 :2.0
9:住居 :1.8
10:食料 :6.2
合計 :27.5万円*総務省の家計調査を編集
とこんな内容のようです。
さてトータルの金額を見れば
「こんなに必要?」
って思うのですが、個別の金額を見ると、なんとなく納得してしまうような、そんな金額に思えてきます。
皆さんはどう思いますか~~
自分でどう思おうと、これはれっきとした調査!
いうなれば
「実績」
です。
平均額ですから、こんだけかかってない方も、当然いるわけです。
しかし予想として、削られるところって、大体わかってきます。
例えば・・
食費の6.2万円。
ここは、何とか工夫ができそうな感じがします。
1日あたり2000円。
一食当たり夫婦で、350円ほどですよね。(一日6食)
でも最近は野菜などが、高いですから、そんなにはできないかもしれないですが、少しは工夫できそうな感じがします。
それと交際費ですが、ここも5.9万円かかっていますが、工夫できそうな感じがします。
もちろん親戚などの、冠婚葬祭は切っても切れないですから、仕方がないですが、それ以外の遊興費の交際費ならば、何とかなるかも。
住居費に、たったの1.8万円ですが、これはこの年代になると、持ち家の比率が9割以上ということで、この価格なんだそうです。
でも・・中には、アパート暮らしなどの賃貸の方もいるでしょうから、そうなると、この部分は下がるどころか上がる方も中にはいると思います。
老後の生活でも、家賃ですか~~
これはちょっと嫌だな~~
って言っても現実ですから、仕方がないことではありますが・・・
さてこの内容見て、皆さんはこの収入
「27.5万円」
の収入が、年金で賄えますか?
世帯収入っていくらなのか?
では今度はその、年金生活の収入っていくらなのか、またまたその総務省の実態調査の統計から見ていこうと思います。
それによると収入は下記のようです。
1:社会保障給付:194.874円(91.3%)
2:その他:18,505円(8.7%)
合計で:213,379円
のようです。
必要な額が27.5万円なので差し引き約ですが
「62,000円」
の赤字になります。
年間なら、すごい金額になるようです。
では、皆さんこの金額の差を、どうしているのか?
やっぱし、貯金の取り崩しのようです。
働いてる現役世代の時に、貯めたんでしょうね。
もしくは、70歳前後ならまだ働けますから、それなりの収入もあるかもしれません。
正直なことを言うと、私にはたくわえが、殆どありません。
この差額を、埋めるなんてのは、無理です。
自分のことは次の章で、書いてみようと思いますが、この統計に参加された方は、個人的には結構余裕のある方なんだな~~
ってのが、正直な感想です。
社会保障給付というのは、年金ですが、この辺は所属した企業によっては、企業年金のばらつきがあるでしょうから、一概にはすべてとは言えないのは、理解できようかと。
私の場合の夫婦での年金から老後の生活を想定してみた!
さて恥ずかしながら私の場合は、どうなるのかな?
それは誰でもが
「そんな他人のことなんざ~どうでもいいよ・・問題は俺の場合どうなる?」
これですよ。
私も読んでいて、思ったのは
「まずい・・俺貯金もほとんどないし、どうなるのかな?」
これです。
私はまだ年金暮らしは、もう少し先ですが、もう目と鼻の先です。
年金定期便から予想すると、どうなるか?
妻も、今は私の扶養に入ってますが、しかし30年以上工場勤務での共働きで、厚生年金をかけていたので、それ相当の年金の支給があります。
で・・合わせると・・
必要額が27.5万円*12か月=330万円
やっぱしこの金額には、到達しませんね。
やっぱし足りません。
どうしよう?
と思いますが、しかしここは田舎の山ン中の僻地。
上記の金額では、必要ない金額も、結構あります。
まず、食費の6万円はかなり削れると、思います。
でもね~~
後の費用って、社会保障費は絶対ですし、削れるものって住居は持ち家でも、修繕費は当然かかるでしょうから、月にかからなくても、まとめてかかることもありますしね~~
病気の場合の貯えもないと・・
そんなことを考えていると、この山奥の僻地の田舎だから、生活費が安くて済む・・
なんて、安閑とはしていられないような、そんな気がします。
何処で暮らしても、不安は尽きないですね。
然しまいったな・・そんなに必要なのか????
老後の生活費の平均は夫婦でいくらのまとめ
しかし書いていて、不思議な気分になったのですが、私の給料は別記事にも書きましたが
「薄給」です。
妻と共働きで、(妻はパート)月収が27.5万円なんて・・恥ずかしいからいえないが・・
でも、こんなに余裕で暮らしてるのに、老後になったらなんで生活苦しくなる?
ホントかな?
これは不思議な感じだ!
何がどうなってどうなってんだ?
まいっか~~
でおしまいにします。
が・・・余裕で暮らしてても、余裕はないんだな~~(笑
ガ・・・スカスダ・・・
貯金しておかないと、いざという時に困ってしまうね。
ついこのあいだもあったけど、身にしみて感じました。
然し貯金できるほどの、収入が・・
それが問題だな~~
って思っても、この年齢ではとてもとても・・・
みなさん働いてる今のうちに、貯金はしておきましょう。
老後は、好むと混まざるとに限らず、必ずやってきますから!!
定年時の健康保険や年金失業保険の疑問に私の例で紹介のまとめ!
*ヘッダー写真は私が撮った夕焼け・・下手ですが趣味です。(カメラLX-100)
スポンサーリンク