くだらないの意味と由来とお酒のくだらない語源についてのお話
「くだらない」の意味とその言葉の由来とどうやらくだらないはお酒も関係しているようなので、お酒のくだらない意味と語源についてのお話です。
よく「くだらない」って言いますが、例えばくだらない茶番劇とかくだらない怪我とかくだらない話・・いくらでも書けますね。
では
「くだらない」
の意味は?
「くだらない」
あ~~くだらない・・なんて言うことだ、こんなくだらない話は初めてだ~~
あんなくだらない男、いや人間だとは思わなかった!
あんなくだらないせこい気持ちの人間だった?(なんかこれは意味深ですね…)
なんて愚痴ったりしたことはないですか?
普段何気なく使っているこの
「くだらない」
これについて考えてみようと思います。
くだらないの語源ってどこにあってその由来は?
まずくだらないの意味ですが、一般的には
「とるに足らない」 または
「つまらない」
とかの意味でよく使われます。
または
真面目に取り合うだけの価値がない場合とか、程度が低くてばからしい場合などによく使われます。
ではその 「くだらない」 の語源について考えてみようと思います。
その由来というか語源ですが、どうやら江戸時代にさかのぼるようです。
思えば江戸時代は江戸と上方(京都、大阪)では結構な文化の違いがありました。
金本位と銀本位などと難しいお話も…
当時は両地域間で結構な量の物量の交流も当然にあったわけです。
がしかしこの物品の品質にも結構な差があったようです。
どっちの品質がいいのか?
どうやら上方の物品の方が江戸のものよりも品質が良かったということのようですね。
上方から江戸の送られてくるものは
「下りもの」
といわれていたようです。
反対に江戸から上方に行くものは
「登せもの」
といわれていたようで、江戸のものは同じものでも物が悪いから、下りものの反対で
「くだらないもの」
と馬鹿にされていたということだそうですよ~~
ここからとるに足りないものとか、つまらないとかの代名詞で
「くだらない」
こういう言葉が生まれたというお話です。
如何ですか?
このくだらないの語源は?
由来って一般的にこんなものなのかもしれません。
また一説には百済の国の
「百済」
が語源であるという説もあるようですが、これは間違いのようです。
「くだらない=百済のものじゃなければつまらないモノ」
こういうもっともらしい言葉が言われているようですが、これは勝手に解釈した意味だそうなので、使い方が日本語ではないような気もします。
これでは
「くだらない」
になりませんものね。
まあ言葉って難しいものですね・
深く考えずに気楽に考えていかないと全然
「くだらない話」
になってしまいますよ~~
「くだらない」はお酒が語源のお話
お酒が由来しているというのもあるようですが真意のほどはわかりませんが、同じ江戸時代のお話なのでそうそうまったくうその話ではないとは思います。
まあロマンを感じてもらえれば幸いですが。
上記の江戸の品質は悪い。
上方の品質はいい!
この上方の酒といえば「灘の酒」ですが、これが江戸にもって来る間に酒に檜の樽の味が十分にしみ込んでいい味だったそうな!
持ってくるときは船で持ってきそうですが、長い時間揺られていい味になったという説です。
江戸の酒はまずかった!
要はくだらない酒はまずくて上方から下った酒はうまかった!
ここから下らないという言葉が出たというのですが、本当でしょうか?
でも最初の上方と江戸の品質の差から言っておおむね当たっているような気もします。
お酒が大好きな方にとっては飲んだ時の小話にちょうどいいくだらないお話かもしれませんね。
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