膝の人工関節の手術の費用と体験記!リハビリの期間と内容は?
膝の人工関節の、置き換え手術を行った、私の母の体験をまとめてみました。
今回は「リハビリ篇」です。
どんな病気でも、ある程度のリハビリって、とても大事なように感じます。
この膝の人工関節でも、同じでした。
でもこの膝を曲げるリハビリ・・・本人は辛そうでしたね。
これは、私の母のひざの人工関節手術の体験記です。
手術に至るまでの経緯については、他の記事にも書きあしたが、軟骨が減ったことが原因で、骨と骨が直接当たるので、これが痛い!
杖をついて歩いていましたが、手術後はまるで別人でした。
(出典元:https://www.jinko-kansetsu.com/knee/より引用)
Contents
膝の人工関節の手術のリハビリの内容と効果は?
さて手術は、完了しました。
そこで次の日から早速、軽いリハビリが開始されたようです。
その内容は概ね下記です。
1:膝を折り曲げるリハビリ。
2:積極的に歩く。
1の膝を折り曲げるリハビリ。
これは、おふくろの場合は、これまで膝が曲がらなかったので、結構つらかったようです。
なにしろ、杖をついて歩いていたのですから、足を折り曲げることができずに、棒のようにして歩いていましたから、筋肉が硬直していたんだと思います。
曲がらない。
リハビリの内容は、この膝を曲げる角度を、徐々に大きくしていくことから、始まりました。
本当に、はじめは「10度」とか、そんな角度でしたよ~~
これを二か月ほどかけて、120度だったかな~~
そんなところまで持っていきました。
リハビリの現場には、我々家族も立ち入り禁止ですから、見れませんでしたが、本人はすごく痛がってました。
「なんでこんなにいだいんだや?」
って言ってた、思い出です。
「あだりめだべっちゃ・いままでじゅうねんもまげでねんだも」
(ず~~ず~~弁ですいません)
って言って、笑ったりしてましたが、本人は負けず嫌いなので、頑張ってましたよ。
120度まで行ったかどうかは、記憶ないですが、その120度近辺は可なり苦戦していたのを、覚えています。
当然ですが、この手術をした方は、正座はできません。
2の積極的に歩く
手術の、次の日から歩かされました。
ですから、介護は必要なく、もちろん付き添いも、必要ありません。
そうはいっても・・ということで手術の当日は、私と妻で半分づつ、付き添いましたが。
何もすることがなかったです。
次の日から、歩いて良いと。
トイレには歩いていきました。
「あんりゃ~~不思議なもんだ・・いたくない!」
「それはよかったな」
「んだども・やぱし、先生の言うように足の長さ変わったな・でもなれるとおもう」
そんなことを言ってたような。
その時点で、この手術のありがたみを、母は感じたようですね。
あの歩行器のようなものに、両手で支えて、歩くのですが、足が(膝が)痛くないのですから。
昔の健康な時の、足の状態を思い起こしているようでした。
H先生に聞いた膝の人工関節のお話
さて、ここからは書こうかどうか、迷ったのですが、そのときに聞いた疑問点なので、書いた方がいいかな・・と思ったので、書いてみようと思います。
尚、特定の商品や、その類のサプリメントなどを、全否定するものでは、まったくありませんので、その辺は留意ください。
1:この膝の人工関節は何年もちますか?
医師のH先生の言うには、何年と断言はできないそうです。
なんで?
人それぞれ使用頻度が、違うから。
それは、そうですよね。
一日5000歩の人と、10000歩の人では、すり減りが違いますから。
然しながら、この商品(人工関節)は、一般的な使用頻度で、20年を目指してるから、まあそんくらいかと。
で・・「お~~かっちゃん20年だったら95歳だから、まあいずれ(人生)そんなもんだろ!」
って言ったのを覚えています。
相手が、他人ならそんなことは言いませんが(笑
2:サメの軟骨とか、サプリの効果は?
当時の話ですから、そのまんま書きます。
医学的には、証明されてないということで、コメントできない。
そういうことでした。
そこで出た名言だと思います・・わたしは。
「減ったものが元に戻ることはありません」
だよな~~
軟骨減ったのが、また軟骨が出てくる?
それはないわけです・・当時は。
但し今では、再生医療や、IPS細胞という、新しい医療技術が出てきてますから、もしかしたら、再生が可能なのかもしれませんが、当時はまだまだ・・
これは、おまけ程度のお話にして、おいてください。
膝の人工関節の手術のリハビリのまとめ!
今回の膝の人工関節の手術は
「リハビリ篇」
でした。
前回からの続きで、3記事目になります。
経緯は、最初か読んでいただければ、理解していただけると思います。
尚、手術した病院は、宮城県内の総合病院です。
そのH医師は、すごく名医と話題だったようです。
何十人の方の、この膝を手術したのか・・ありがたいことですね。
その後転院していきました。
その病院には、リハビリ科もあったので、しっかりと治るまで、リハビリも専門的でした。
なので、2か月という入院が可能だったと思います。
さて今の時代はどうなのか・・それはわかりません。
今の時代はあんまし長く入院はさせない・・いろんな入院で、そんな感じにも取れますから。
十年以上も、膝の痛みに苦しんで、手術前には杖なしでは歩けない、私の母親でしたが、一転、手術後は何でもできるようになりました。
手術は両足を行いましたが、ほぼ1年とは言いませんが8ヶ月ほどの、期間かかりました。
2回に分けて、片足づつの手術でしたので。
現在あれから9年かな・・10年?
そんなところの時間がたちましたが、いたって元気です。
毎日、鶏に餌をやって、犬にご飯をあげて、朝5時に起きて庭を愛でながら茶を飲む。
そんな生活をしています。
日中は畑仕事に、精を出して、これが俺の趣味だ・・と言ってます。
人間老後の生活で、一番大事なのはなんだと思いますか~~
私は最近思うのですが
「健康年齢をどこまで維持できるか?」
此れなんでないかな~~
って思います。
女性の平均年齢まで、ほぼ間近になったおふくろですが、全然元気で健康そのもの。
何の介護も、必要ありません。
これもやはり、膝がポイントだったような気がします。
ちょっとの決断で、人生ってこんなにも違うものなんだと思います。
近所でお二人ほど、一緒に整形外科に通っていた方がいるのですが、一人はおふくろを見て手術に踏み切りました。
後の一人は、手術はいやだ・・
でも膝はそのまま。
良くなるわけはないので、数年前から歩けないので、施設に入りました。
その人の人生で、その人の決断なわけですから、いいか悪いかはまた別なお話だとおもいます。
次は、身体障碍者手帳について、書いてみようかと思いますが、ここから先は不定期です。
ではそういうことで。
以下は私の他の記事でも紹介しましたが、引用です。
NHKのプロフェッショナルに、この人工関節の世界での名医
「秋元和隆」医師
が紹介されて出るようです。
(出典元:https://www.kakugo.tv/person/deto53zb.htmlより引用)
秋元医師の紹介記事は下記です。
杉本和隆医師の病院の場所や評判(評価)は?経歴や学歴も気になる!
今やこの分野は、重要な医療の分野になったようです。
まさに魔法の杖のような気がします。
以上、私の母の人工関節の手術の体験記でした。
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