陽子線治療の効果と費用はいくら?治療可能病院一覧を調べてみた!
陽子線治療とは、どんな治療で、保険は適用になるのか?
高額の医療費で、話題の乳がんなどに対する、その効果はいかほど?
日本で、陽子線治療が受けられる先進医療指定病院や、先進医療センターの一覧を調べてみました。
副作用についても、一般的な例を調べてみたので紹介します。(基本ないようです)
メリットやデメリットについても、自分なりに考察してみようと思います。
俳優の村野武範さんが、咽頭がんの「ステージ4」から生還したことで
「陽子線治療」(先進医療)
は今後、クローズアップされるかもしれません。
命が、お金で買えるなら、たぶん誰でもなんとか、お金を工面しようと思うのでは。
でも、この費用が高いと思うか、安いと思うか‥しかも治るかどうかは、未知数!
でも、何もしないと時間の問題なら・・さてどうする?
これは、究極の選択かもしれないです。
Contents
陽子線治療の意味と効果と費用はいくら?
さて、私もあまり聞いたことがなかったのですが
「陽子線治療」
って、どんな治療なんでしょうか?
陽子線治療ってどんな治療?
さてどんな治療なんでしょうか?
私自身の、勉強の意味も含めて、調べてみました。
それによると・・簡単に書いてみます。
陽子線:最も軽い元素の水素の原子核であって、それを加速したものが陽子線。
陽子線は話題の重粒子線と同様に、元素の原子核を加速したもので、放射線の一種。
なぜ、癌に効果があるのか?
放射線治療は、放射線を癌に直接照射して、癌にダメージを与えてそれ以上増殖しない・・または消す効果が期待できます。
然し、従来の放射線治療では、同時に正常な細胞も悪影響が・・
そこで、出た陽子線治療は、陽子線を患部に対して、止まる深さを制御することによって、治療を癌に集中することができるというもののようです。
ここでのポイントは、癌に対する深さ・・これのような気がして読みました。
治療センターの記事を、読んでみましたが、ほぼこのような説明をしているようです。
(出典元:https://w3.ai-hosp.or.jp/ptc/precision_pt.htmlより引用)
(すごい装置ですね!!)
放射線治療の効果は?
効果はあるようです。
実際にに村野武範さんは、なんと
「ステージ4」
からの生還でしたから。
こんなに、効果があるものなんだと思います。
陽子線治療は、癌に直接深度も調節して、直接照射します。
死んで破壊されたがん細胞は、すぐには消えることなく、徐々に体内に吸収されていくようです。
治療後の観察も大事なようですね。(当然かと)
尚・・副作用は、ほぼないようです。
陽子線治療によって、効果が期待できるガンは?
- 脳脊髄腫瘍
頭頸部腫瘍
肺・縦隔腫瘍
消化管腫瘍(食道癌、直腸癌術後局所再発)
肝胆膵腫瘍
泌尿器腫瘍(前立腺癌、腎癌など)
乳腺・婦人科(子宮頸癌、子宮体癌)
骨軟部腫瘍(脊索腫、軟骨肉腫、骨肉腫など)
転移性腫瘍(肺転移、肝転移、リンパ節転移)
一般的に上記のがんには、効果があるといわれるようです。
実際に、治療は上記の患者さんに対して、行われているようです。
但し、再発や手にの場所などについては、その都度の診断に寄るようで一概には言えないものと理解しました。
上記で見ると、すい臓がんにも効果がるようですね。
私の親父は、20年ほど前に、すい臓がんでした。
あっという間に、帰らぬ人になってしまいました。
悲しかったですね~~
今なら、こんないい治療方法があるんですね。
ただ、次に書く費用ですが、この金額は用意できなかったかもしれません。
でもかき集めて、多分治療は受けさせたと思いますが、結構な金額です。
陽子線治療の費用(治療費)はいくらかかる?
いい加減に書けませんので、ここでは
南東北がん陽子線治療センター:https://www.southerntohoku-proton.com/
がHPで公開している
「治療費について」
を引用させていただきます・
先進医療に係る費用(治療技術費)として一連の治療に対して288万3千円(非課税)が、患者さんの全額自己負担となります。
陽子線治療費以外に係る費用、つまり通常の治療と共通する部分、(診察・検査・投薬・注射・入院料等)は、公的保険の適用となり、各健康保険制度における一部負担金を支払うことになります。
(引用元:https://www.southerntohoku-proton.com/conditions/より引用)
結構な金額です。
ほぼ・・「300万円」以上は、かかる計算になるようです。
この治療は「先進医療」に当たるために、保険の適用は
「先進医療特約」
というのに入っていないと、保険の適用(民間のがん保険)にはならないようです。
しかし、この特約を付けると、保険料はいくらになるのかな?
これは、後で調べてみるとします。
いずれ「陽子線治療」の費用は、上記のように必要なようです。
陽子線治療の先進医療を行う病院はどこ?一覧のリストはある?
Kの先進医療でもある「陽子線治療」を行う病院は、下記のようです。
下記のリストは、厚生労働省が公開している、平成29年9月1日現在の、先進医療実施のリストの中の
「陽子線治療」
を行っている医療機関のリストのようです。
千葉県:国立がん研究センター東病院
兵庫県:兵庫県立粒子線医療センター
静岡県:静岡県立静岡がんセンター
茨城県:筑波大学附属病院
福島県:一般財団法人脳神経疾患研究所附属 南東北がん陽子線治療センター
鹿児島県:一般財団法人メディポリス医学研究財団 メディポリス国際陽子線治療センター
福井県:福井県立病院
愛知県:名古屋市立西部医療センター
北海道:北海道大学病院
長野県:社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
岡山県:津山中央病院
北海道:社会医療法人禎心会 札幌禎心会病院
(引用元:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.htmlより引用)
重粒子線治療という、分野もあるようですが、ここでは「陽子線治療」ですので、そちらは割愛します。
これ以外に、あるんでしょうか?
私はわかりませんが、このリストの医療センターは、厚生労働省が、先進医療機関として、認定している正規の医療センター、ということになろうかと思います。
ちなみに、「村野武範」さんの咽頭がんの、ステージごとの生存率は下記のようです。
ステージ1:92%
ステージ2:90%
ステージ3:83%
ステージ4:58%
(引用元:https://www.gan-pro.com/cancer/より引用)
咽頭がんの場合は、切除で結構治癒率が、高いガンなんですね。
他のがんでは、20パーセント以下のものもあるようです。
ところで「ステージ4」てどういう状態?
この場合は、癌が臓器の壁を越えて、周りの主要な血管に浸潤してるか、もしくは他の離れた臓器に転移している状態。
なんだそうです。
これは、チョト私も書いているだけで、すごく怖くなってくる状態です。
余命いくら・・と言われても、やはり仕方のないレベル・・なのかもしれません。
陽子線治療の効果と費用のまとめ
「陽子線治療」
というのがあるんですね。
知りませんでした。
「村野武範」
さんのニュースで知って、ちょっと驚いたのですが、しかし
「ステージ4」
から復活するのですから、すごい治療法なんだと思います。
一番軽い原子核の、陽子を高速で患部に照射して、しかも深さを調節するなんてことが、できるんですね。
世に中進んでますね・・特に医療の分野は、本当にそう思います。
平均寿命もどんどん延びていますから・・
然し若くしてはやはり、まだ早くは逝きたくないですよね・・これは本音です。
私の親父は、すい臓がんが見つかった時は、すでに余命・・ヶ月・・という宣告でした。
それと、日本の現在の医学ではこれは、治らないとも宣告されました。
これはつらかったね。
少なくとも何か
「治療はないですか?」
そう聞くのがやっと・・
先進医療は、「先進特約」という医療保険のようです。
でもこの保険高そうです。
掛け金って、いくらくらいかな?
程度に寄りますが、私もチョト検討しようかと・・・
転ばぬ先の杖って言いますから。
でも
「村野武範」
さん復活・本当によかったなあ~
これからもどんどん活躍してくださいね!
応援してます!!!
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