プレーオフシリーズ(ゴルフ)2017の出場資格は?賞金総額もチェック!
PGAツアーのプレーオフシリーズって何?
PGAツアーの、最終年間チャンピオンを決める
「プレーオフシリーズ」
は、4戦で争われます。
が・・しかし、フェデックスカップポイントや、プレーオフシリーズって、そもそも何?
出場資格は?
それについて、私のわかる範囲で書いてみようと思います。
2017年9月18日
追記:プレーオフ4試合の、大会の賞金や開催概要と、開催コースの紹介記事へのリンクを、一番下に追加しました。
今年2016‐2017シーズンも、最終戦のウィンダム選手権が終了して、全日程を終了したようです。
然し、上位の選手・・プロにとっては、これからが正念場!
年間チャンピオンを決める、シリーズ
「プレーオフシリーズ」
が待ってますから。
(出典元:https://www.pgatour.com/tournaments/the-northern-trust/より引用)
Contents
フェデックスカップポイントって何?
そもそもこのフェデックスカップポイントって、何でしょうか?
日本では、とても簡単で獲得した賞金額で、その年の順位を確定させます。
その獲得金額で、来期のシードも確定させていきます。
一部メジャーと称するものの、勝利者にはまた別なシード権が与えられるようですが、一般的にはそうなるようです。
スカスだ・・・
アメリカの場合は、PGAツアーの場合は、獲得賞金もさることながら、その大会に割り当てられたポイント(フェデックスカップポイント)を、いくら獲得したかに寄ります。
勿論、このポイントを多く獲得する=賞金額も多い=上位の成績
これは当然の図式ですよね~~
フェデックスカップ(FedEx Cup)は男子ゴルフPGAツアーのシリーズトーナメントの名称。
2005年11月に発表され、モンスターエナジーNASCARカップ・シリーズ同様、ポイントでチャンピオンを争う。
フェデックスがスポンサーである。(wikipediaより引用)
このフェデックスカップポイントは
通常のツアー:500pt
メジャー大会:600pt
が、ほぼ振り分けられるようです。
優勝は上記のポイント配分でたとえば、500pt獲得、2位ならば300pt、3位ならば190ptとだんだん少なくなっていきます。
当然上位にいる回数が多ければ、当然このポイントランキングも、上位にいます。
今年(2016‐2017)のポイントランキングは
- 1位:松山英樹:2859pt
2位:ジャスティントーマス:2659pt
3位:ジョーダン スピース:2671pt
4位:ダスティン ジョンソン:2466pt
5位:リッキー ファウラー:1832pt
今期のベスト5ですが、上記のようです。
ここで注意なのですが、これはPGA主催の試合でのポイント配分なので、PGA主催の試合に出ないと、獲得できない仕組みになってます。
(出典元:https://www.pgatour.com/tournaments/the-northern-trust/より引用)
プレーオフシリーズの出場要件は?
PGAツアーでは、年間の開幕からクローズが10月~8月が1シーズンの区切りになっています。
今期2016‐17シーズンでは
8月第3週の「ウィンダム選手権」で最終戦になります。
このプレーオフシリーズが始まったのが
「2007年」
からになるようです。
しかもこのシリーズの、ポイント配分が通常の4倍。
優勝は2000ポイントですから、誰でもチャンスは巡ってくる、そんなエキサイトな設定です。
プレーオフシリーズに、出場できる資格は下記です。
PGAツアー最終戦「ウィンダム選手権」終了時点での、フェデックスカップポイントが125位までの選手が、出場できます。
125名ということは、来期のシードを獲得した、ゴルフ界のその年のエリートだと言えます。
(出典元:https://news.golfdigest.co.jp/pga/5577/photo/より引用)
ではその、プレーオフの内容ですが、下位のような内容になっているようです。
1:プレーオフ初戦:ザ・ノーザントラスト
フェデックスカップポイント:125位まで(予選カットあり)
2:プレーオフ第2戦:デルテクノロージーズ・チャンピオンシップ
フェデックスカップポイント:100位まで(予選カットあり)
3:プレーオフ第3戦:BMW選手権
フェデックスカップポイント:70位まで(予選カットなし)
4:プレーオフ最終戦:ツアー選手権byコカ・コーラ
フェデックスカップポイント:30位まで
但し、この最終戦には、複雑な・・でもないですが、ちょっとしたルールがあります。
第3戦までに獲得したポイントはいったんリセットされます。
そこで、ファイナルに出場する選手30人に、新たにポイントを配分します。
1位:2000
2位:1800
3位:1520
4位:1296
5位:1280
・
・
・
こんな感じで、決まったポイントを配分して、30名にて、最終戦の
「ツアー選手権」byコカ・コーラ
を戦います。
なんでこんなことをするかというと、さすがアメリカの方はドリーム(夢)が、好きなんだと思います。
優勝は2000ptですから、もしかしたらの大逆転があると、ますます来季のPGAも盛り上がろうというもの!
「メークドラマ」
ではないですが、そういうことがあってもいいではないか?
っていう・・私の勝手な想像です。
いずれ・・・
そこでの順位で下記のようなポイントが配分されて、一番多くのポイントを勝ち取った選手が、ボーナス
「1000万ドル」
を手に入れられます。
最終戦のポイント表
1位:2000
2位:1200
3位:760
4位:540
5位:440
然し・・優勝は、10位以内の選手で、最終戦優勝すればの、条件が入ろうと思いますが、まさかまさかの大逆転で、もっと下位の選手の、優勝もあるかもしれませんが、なかなか難しいかと。
尚・・ボーナスは最下位の選手まで、結構な金額が割り振られていて、さすが太っ腹なPGAのスポンサーのおかげで・・高額のようですよ。
昨年は30位の選手でも
「175,000ドル」
だったようです。
ちなみに
1位:1000万ドル
2位:300万ドル
3位:200万ドル
4位:150万ドル
5位:110万ドル
6位:80万ドル
7位:70万ドル
8位:60万ドル
9位:55万ドル
10位:50万ドル
とこんな内容だったようです。
今年もこんな感じかと思います。
しかしすごいですね。
5位でも110万ドルですか~~~
*もし賞金の確定が違っていた場合は、修正しますが、参考に見ておいてください。(数字は昨年分です)
松山英樹の本年の例
松山英樹の獲得ポイントは、このシーズ前で
「2,869」
ポイントで1位。
このポイントランクで行くと、昨年の最終の
「ツアー選手権byコカ・コーラ」
の出場するベスト30のポイント数は下記のようでした。
30位で:1607pt
その前の年は
30位で:1503pt
なので断トツで、すでに30位以内には入ってるようです。
しかも今の2869ptでは、最終戦の進出ptでは、昨年は6位の位置です。
第3戦の結果を待たずに、最終戦に出場するポイント数は、満たしてるようです。
でもそれまでに、3戦ありますから、ここでもポイントを積み上げて、ぜひ最終戦進出時には、年間チャンピオンの可能性がある、5位以内には入ってほしいです。
そのためには、今のポイントに1200pt以上が必須かもしれないです。
「4000pt」
このくらいのptならば、最終戦のポイント配分で、5位以内の、しかもいい位置に入るかもしれないですね。(私の勝手な予想です)
すると、最終戦優勝でチャンピオンが、見えてくるかと思います。
PGA(ゴルフ)プレーオフシリーズの出場資格のまとめ
レギュラーシーズン最終戦終了時点での、フェデックスカップポイントの獲得ptのランキングで
「125位」
までの選手が、今期の最終チャンピオンを決める
「PGAツアープレーオフシリーズ」
に進出できます。
(出典元:https://www.pgatour.com/tournaments/より引用)
フェデックスカップポイントは、2005年11月に発表されて、以後導入。
この、プレーオフシリーズは「2007年」より、行われています。
4戦がマッチされていて、それぞれの戦いで、下位がカットされていく文字通りの「サバイバル戦」
最終的に、ポイント獲得で上位30名が
「ツアーチャンピオンシップ」
に進めます。
そこでの獲得ポイントトップが
「1000万ドル」
のボーナスを獲得できます。
内容は上記に、書きました。
なお、そのボーナスとは、まったく別に大会の優勝賞金は、受け取れます。
ですから、最終戦まで行った30人は、結構な獲得賞金額になりますよね~~
驚く金額になるかもしれません。
尚それぞれの、大会の概要や、コースの紹介などは、下記で紹介しています。
ザ・ノーザントラスト2017の優勝賞金はいくら?賞金総額もチェック!
松山英樹は、レギュラーシーズンでのフェデックスカップポイントランキングでは、トップ
「1位」
です。
ここでもぶっちぎってほしいですね。
関連リンク(当ブログ内です)
イーストレイクGCの場所と設計者は誰?ツアーチャンピオンに注目!
ツアーチャンピオンシップ2017の優勝賞金はいくら?賞金総額に注目!
コンウェイファームズGCの設計者と歴史は?プレーオフ3戦賞金も注目!
デルテクノロジーズ2017の優勝賞金はいくら?賞金総額もチェック!
ザ・ノーザントラスト2017の優勝賞金はいくら?賞金総額もチェック!
グレンオークスクラブの設計者と歴史は?プレーオフ初戦賞金も注目!
今年のシーズンの最終版の、ツアーチャンピオンシリーズ。
いよいよ佳境に入ってきますが、さて・・結果は?
9月25日追記:今年の最終戦を制したのは、ツアールーキーの
「ザンダー・シャウフェレ(米国)」
でした。
然し二位の「ジャスティントーマス」がポイント差で、年間王者に。
最終戦の「ツアーチャンピオンシップ」の優勝者が、年間王者になれないという、逆転現象でした。
トーマスプロにして見れば、勝手有終の美を飾りたいところだったと思いますが、これはかないませんでした!
本人にしてみれば、これは痛恨だったかと思います。
今年の最終戦は「ジョーダンスピース」と、「ジャスティントーマス」の親友対決でしたね。
この二人は、これからもいい戦いを、魅せてくれると思います。
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