ジョーダンスピース全英優勝クラブセッティングは?3番アイアンは絶妙!
全英を制覇した、この日のジョーダンスピースの、クラブセッティングを紹介します。
特にこの大会で(特に13番)、大活躍した3番アイアンは、必見!
2017年の、メジャー第3戦の全英オープンは、「ジョーダンスピース」の終わってみれば、完全優勝で終わりました。
しかし内容は、楽勝かといえば、決してそうではなかったですね。
特に、最終日の出だしからの4番までにすでに3ボギー。
ここで、2位の「マットクーチャー」に並ばれて、まさかのマスターズの再来?
「全英で勝つのが夢だった。ドラマチックな最終日だ」
本当にドラマチックでした。
昨年(2016年)マスターズで、5打のリードで誰もが優勝を疑わなかった、あの魔の12番。
2度も池に入れて、あえなく逆転を許してしまいました。
私も見ていましたが、あれはショックだったな~
バックナインで5打のリードが、まさかの逆転負け!
思わずいつかの、グレッグノーマンを思い出しました。
同じく、最終日のマスターズで、自滅でニックファルドの優勝でした。
Contents
全英優勝クラブセッティングと3番アイアンの品名は?
ではジョーダンスピースの、この日、全英オープンを制覇した、クラブセッティングです。
基本的に、ジョーダンスピースは
「タイトリスト」
の契約プロです。
なので、最初っからタイトリストを使用しています。
ウェアは、アンダーアーマーのようですが、当初は契約は無かったような気がします。
しかし、シューズは
「アンダーアーマー」
このアンダーアーマーの、ゴルフシューズは、「ジョーダンスピース」があればこそ。
なぜなら、アンダーアーマーはゴルフシューズが、なかったのです。
スピースが履いてくれたから、いわば契約成り立って
「スピースワン」(アンダーアーマーゴルフシューズ)
ができたわけです。
まだ売ってるかな・・・スピースワン
限定だったから・・・もうないかもね。
ここまでは余談でした。(スピースワンは売ってるようです)
ジョーダンスピースのクラブセッティング
クラブセッティングは下記です。
1W: タイトリスト 915D2
(9.5°、アルディラNV 2KVブルー70・X)
3W: タイトリスト 915F
(15°、ツアーAD DI ・7X)
3I:タイトリスト718T-MB
(20°、ツアーAD DI・95X)
4I:タイトリスト 716T-MB
(23°、プロジェクトX ・6.5)
5I~9I:タイトリスト 716 AP2
(プロジェクトX ・6.5)
WEDGE:タイトリスト ボーケイ SM6 F
(46,52,56,60°、 プロジェクトX ・6.0)
PT:スコッティ・キャメロン009プロトタイプ
BALL:タイトリスト Pro V1X(17年)
とこんな内容です。
ジョーダンスピースと3番アイアンとパターのブランドは?
ジョーダンスピースの「全英オープン」で目立ったのが
オレンジシャフトの
「3番アイアン」
と
「スコッティ・キャメロン009プロトタイプ」
のパターです。
明暗を分けた3番アイアン
(出典元:https://www.golfdigest-minna.jp/より引用)
全英オープン特有の強風に、対応するための処置で、ウッド型のUT(916H2)を抜いて、今大会はこの3番アイアン
「タイトリスト718T-MB」(ロフト20度)
をバッグに入れたわけです。
正直この3番アイアンは、今回の全英オープンでは、ジョーダンスピースにとっては
「伝家の宝刀」
並だったような…そんな気がします。
13番のショットは圧巻でした。
パターの名手が愛用する009プロトタイプ
(出典元:https://jp.pgatour.com/pgatour/news/より引用)
このスコッティーキャメロンの、ピンタイプのパターは、プロ転向以降、すべての勝利に使用されてきました。
総重量:350g
ロフト角:4度
ライ角:71度
ヘッド素材:ソフトカーボンスティールオイルカンフィニッシュ
驚くことにジョーダンスピースは、このパターを15歳の時から使用しているそうです。
要はジュニアの時代から、使用していることになります。
ちなみに全米ジュニア選手権を、2度制覇したのはタイガーウッズと、ジョーダンスピースの二人だけです。
こんなパターです。
この009パターですが、この今の市販のもの(ほとんど新品はない)とスピースの使用するプロトタイプの違いは?
下記のような違いがあるようですよ~~
009プロトタイプの方が市販品よりも
「よりフラットで厚みのあるトップラインを持ち、ボディ自体はフロントからバックにかけてややワイドで、ソフトで丸みのある輪郭」
ということのようです。
皆さん如何ですか?
現在は009ではなく「ニューポートパター」は新品で、これに該当するようです。
形状は同じような印象ですが、やはりちょっとね~~
ジョーダンスピースのドライバーと飛距離は?
ジョーダンスピースのドライバーは、上記のように
1W: タイトリスト 915D2
(9.5°、アルディラNV 2KVブルー70・X)
です。
こんな顔ですね。
(出典元:https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/より引用)
タイトリストは昔っから、洋ナシ型のヘッドで、私は大好きでした。
実は私はタイトリストの愛用者です。
ちょっと方は古いですが、ドライバーはタイトリストを愛用しています。
購入時、7万円ほどでしたが、今でも使用しています。
「大好きです」
気になりジョーダンスピースの、飛距離ですが、GDOのデータによると
「291ヤード」
で飛距離ランキングでは
「94位」
という成績です。
トータルドライブでも
「147位」
元々飛距離で稼ぐ人ではないんです。
パットの名手です。
それと小技というか、ショートゲームはピカ一でした。
- 平均ストローク:1位
パーオン率:2位
平均パット数:3位
バーディー率:1位
こんな感じの上位成績です。
(2017年7月26日現在)
ジョーダンスピースの全英でのポイント
全英オープンは、名物は風!
それと悪天候と、夏でもブルゾンが必要なほどの気温!
フェアウェイは固い。
そこで、タイガーウッズの優勝の時もそうでしたが、何度も見たのがティーショットに
「アイアン」
よく使われた記憶があるのが
「ドライビングアイアン」
ジョーダンスピースが投入したのが
「3番アイアン」
のようですね。
確かに映像で、このクラブをよく手にしていました。
そしてことごとく、いい位置にコントロールしていたようです。
このショットがさえたのが
「13番練習場ショット」
これはこの先語り継がれる、名ショットだと思います。
13番で、スピースとクーチャーはともに並んで、首位タイ。
ところが13番でスピースが、ティーショット(1w)を大きく右に曲げて、深いラフ。
とても打てないと判断して、アンプレアブルを宣言。
そこで目についたのが、13番右わきの練習場。
ピンとロストの地点を結んだ後方線上の、練習場のフェアウェイ並みに刈り込まれた、非常に良いライにドロップ。
事前に協議委委員に、ここにドロップはいいか確認していましたね。
そこでピンまでのルートを確認するのに、かなりの時間を要したようですが、さすがですね~~
ピンまで230ヤード。
持ったクラブは3番アイアン。(オレンジ色のシャフト!)
最終的にアプローチを寄せて、ボギーでこのホールをしのいだわけです。
しかしこの時点で1打差の二位。
「このホールは落としたけど、いまこの瞬間、流れが変わったぞ」
キャディーの、「マイケルグレラー」さんの言葉が、光りますね。
ここからが圧巻でしたね。
説明の必要はないかと。
人間なんでもそうだと思います。
人生だった同じかと。
何かのきっかけが、流れを変えて、幸運を引き寄せることがあるんだと思います。
このゴルフの中に、人生を感じた方は、結構いらっしゃったのではないかと思いますが、皆さんは如何思いましたか?
ジョーダンスピース全英優勝クラブセッティングのまとめ
終わってみれば、ジョーダンスピースの完全優勝でした。
しかし13番で1打リードを許して、そこからの巻き返しはさすがです。
ジョーダンスピースの、生い立ちや彼の経験からしたら、やはりマインドはこんなものでは、崩れなかったですね。
キャディーの「マイケルグレラー」さんもさすがです。
この二人は、ジョーダンスピースがアマチュアの時代からの、お付き合いですから。
マイケルグレラーさんを、ジョーダンスピースに紹介したのは親友の
「ジャスティントーマス」
です。
ジャスティントーマスは、大学を卒業してからのプロ転向。
ジョーダンスピースは、大学中退でプロ転向。
同じ道ではないですが、二人は大学時代のアマでのよきライバル!
(詳しくは下記で紹介しています。)
ジョーダンスピースのプロフィールは?年収や家族や恋人の噂も!
さてこうなると、俄然ジョーダンスピースの
「キャリアグランドスラム」
が現実味を帯びてきました。
この若き天才ゴルファーが、次の全米プロ選手権で優勝するかどうかに、多分全世界中のゴルフファンが注目です。
なんで??
なんでって・・・
キャリアグランドスラムを達成したプロは、長い全英オープン1850年からの歴史の中でも、たったの
「6人」(ボビージョーンズ含む)
しかいないからです。
元々グランドスラムという言葉は、ボビージョーンズが当時のメジャー大会すべてに勝利して、出来た言葉だといわれています。
ただ当時はまだ、今のようなマスターズ、全米プロ選手権はありません。
当時は
- 全米オープン
全英オープン
全米アマチュア選手権
全英アマチュア選手権
この4つを1年間に、要はその年開催のすべてに勝利したわけです。
これは1930年の年です。
そこで、初めてグランドスラムと、いう言葉が出たんだといわれています。
今はマスターズと、全米プロが上記のアマ選手権に、とって代わっています。
年間グランドスラムは、達成者はその後いません。
- ボビージョーンズ:年間グランドスラム(対象試合は今とはちがいます):13勝
ジーンサラゼン:一回:7勝
ベンホーガン:一回:9勝
ゲーリープレーヤー:一回:9勝
ジャックにクラウス:3回:18勝
タイガーウッズ:3回:14勝
という感じです。
ここに、ジョーダンスピースが入るかどうか・って時間の問題というか、何回やるかに早くも注目かもしれないな~~
なんて自分で勝手に思ってしまいました。
キャリアグランドスラムの複数回達成者は、上記のように
ジャックにクラウスと、タイガーウッズのみです。
では・・次回の・・ジョ-ダンスピースプロの、全米プロ選手権・・
注目ですね。
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