全英オープン(ゴルフ)2017の優勝賞金はいくら?賞金総額もチェック!

ゴルフ競技で、最古の歴史を誇る
「全英オープン(The Open Championship)]
が、今年も7月20日~23日の日程で、開催されます。
今年の開催コースは
「ロイヤルバークデールゴルフクラブ」
です。
全米オープン2位の「松山英樹」には、メジャー制覇の期待がかかりますね。
今年(2017年)の賞金や、コースの概要などを見ていこうと思います。
全英オープンの第一回大会はなんと
「1860年」
です。
諸説あるようですが、第一回大会はアランロバートソンの、追悼試合だったという説があります。
アランロバートソンは、プロゴルファーの第一号だったようですね。
オールドトムモリスは、その弟子(当初はボール職人の使用人)でした。
この辺は別ページで。(後日書いたらリンクします)
(出典元:https://espritgolf.net/overseas/uk/the-open-championship/より引用)
Contents
全英オープン2017の優勝賞金と賞金総額と開催概要!
全英オープンゴルフ。
正式には「The Open Championship」というようですね。
全英オープン2017の開催概要
- 大会名称:全英オープン(The Open Championship)
主催:R&A (ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ)
日程:2017年7月20日~7月23日(4日間)
賞金総額:1,025万ドル
優勝賞金:185万ドル
フェデックスpt:600pt
世界ランクポイント:100pt
開催コース:ロイヤルバークデールゴルフクラブ
ヤーデージ:7173ヤード
パー70
*ヤーデージは、当日のティーの設定で変わる可能性があります。
*昨年はポンド表記でドル換算値での表記だったような気がしますが、今年はどうやら、すべてのツアーとの共催の意味もあるのかどうか、不明ですがUSドル表記のようです。
本日7月6日にR&Aから発表ありました。
上記で確定です。
やはり1000万ドルを超えてきました。
それと今年に関しては、ポンドではなく最初からUSドル表記ということです。
その理由に、イギリスのEU離脱でのポンドの下落で、USドルでの受け取りに、かなりの差があるからのようです。
なるほど~~でした~~
予選カットラインは、予選ラウンド終了時点で
「70位タイ」
までの選手という規定のようです。
日本からは、松山英樹、谷原秀人、池田勇太、宮里優作の4人の出場が、確定しているようです。
全員予選通過してほしいなあ~~
(出典元:https://bookmaker-info.com/2014_womens_british_openより引用)
全英オープン歴代最多優勝や名勝負など!
全英オープンの歴史は、いうなればゴルフの歴史と言っても、過言ではないと思います。
開催の「R&A (ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ)」は、ゴルフ界を牛耳るまさに「総本山」で、ルールや規定は、すべてここで決まってきました。
では歴史的な記録を見ていきましょう!
最多優勝回数ランキング
- 最多優勝回数: 6回 ハリー・バードン (1896年・1898年・1899年・1903年・1911年・1914年)
最多2位回数: 7回 ジャック・ニクラス (1964年・1967年・1968年・1972年・1976年・1977年・1979年)
最多連続優勝: 4回 トム・モリス・ジュニア (1868年~1872年)
最年少優勝者: 17歳5か月8日 トム・モリス・ジュニア (1868年)
最年長優勝者: 46歳99日 トム・モリス・シニア (1867年)
最年長予選通過者: 64歳 トム・ワトソン (2014年)
72ホールの最小スコア: 264 (68-65-68-63) ヘンリク・ステンソン (2016年)
最多の優勝回数もすごいですが、ジャックニクラウスの2位が7回、というのもこれまたすごい記録です。
ちなみにニクラウスはこの全英オープンで、3回の優勝を飾っています。
この3回で、トリプルグランドスラムなのですが、もう一回勝てば4回という、すさまじい記録だったんですね。
まさに「帝王」です。
ちなみに
1位:6回
ハリーバードン
2位:5回
トム・ワトソン、ジェイムス・ブレイド、ジョンヘイリー・テイラー、ピータートムソン
3位:4回
ボビーロック、トムモーリスシニア、トムモーリスジュニア、ウィリーパーク、ウォルターへーゲン
4位:3回
ジャックニクラウス、タイガーウッズ、ニックファルド、ゲーリープレイヤー
などなどの順位に、なってるようですね。
1位のハリーバードンは、年間に最も優秀なゴルファーに送られる
「バードントロフィー」
これはこの方にちなんだ、栄誉なんだそうです。
1913年の全米オープンに、無名のアマチュアの
「フランシスウィメット」
に敗れたのですが、この試合はすごく注目された試合で、勝ったウィメットは一躍有名になりました。(映画にもなりましたよ!)
ロイヤル・バークデールの場所と設計者と歴史は?
このコースでの開催は、今年2017年で10回目の開催に、なるようです。
(出典元:https://www.pargolf.co.jp/feature/より引用)
2017年の全英オープンゴルフの、開催コースの
「ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブ」
開場は「1897年」とあります。
古いですね~~
約120年前です。
然しクラブの創設は1889年という、記述もありますが正式開場は、1897年なのかもしれないですね。
(出典元:https://www.jetgolf.co.jp/tour/164より引用)
その時の設計は、どなたなんでしょうか?
調べてみたのですが、わかりませんでした。
が・・・1922年に大幅なコースの改修が行われたようです。
それを監修したのが
「フレッド・ホートリー」
「J・H・テイラー」
さんというお二方。
この改修で、今のコースレイアウトになったということです。
その改修でどうなった?
とんでもないモンスターコースになったわけです。
(出典元:https://www.ets77.com/category/1905234.htmlより引用)
コースの砂丘を抜ける風が、各フェアウェイの上空で急激に上昇する、とにもかくにも、プライヤーには厄介な構造と変貌を遂げたわけです。
レイアウト的にもそうですが、古くからあるリンクスこーっす特有の、複雑な傾斜、強く吹く風、名物の深く厳しいラフ、強くうねったグリーン、深い・・これも全英名物のポットバンカーなどなど・・
場所は、イギリスリバプールから北へ車で30分ほど行ったサウスポートという街。
過去にこのコースでは、全英オープンが「9回」開催されています。
世界ゴルフコースランキング2015では
「32位」
にランクされています。
(出典元:https://blogs.yahoo.co.jp/linksgolfuk/より引用)
前回のこのコースでの開催は2008年です。
その時の平均スコアは下記。
- ROUND1:75.877
ROUND2:73.779
ROUND3:75.759
ROUND4:74.133
あんりゃ~~
全ラウンドでオーバーパー!
優勝スコアはパドレイグ・ハリントンで
「+3」
でした~~
今年もそうなる??
さあ~~
天候次第でどうにでもなる・・そんな予感がしますが・・さて??
全英オープンに出場するには?
全英オープンに出場するためには、かなりの難所があります。
下記のようになっているようです。
アマチュアでの出場資格は開催初日時点でアマチュアであること。
歴代優勝者でトーナメント最終日時点で満60歳以下の者 (前年と前々年の優勝者は年齢制限なし)
歴代優勝者で過去5年の全英オープン上位10位までの者
当年5月第4週時点で、世界ランキング上位50位以内の者
前年欧州ツアー賞金ランキング上位30位までの者
過去3年のBMW PGA選手権優勝者
当年の、BMWインターナショナル・オープンまでの欧州ツアーレース・トゥ・ドバイポイントランキングで、上位20名のうち他のカテゴリーで資格を持たない上位5位までの者
過去5年のマスターズ・全米オープン・全米プロ優勝者
過去3年のプレーヤーズ選手権優勝者
前年ザ・ツアーチャンピオンシップ出場者
当年のトラベラーズ選手権までのUSPGAツアーの5試合で、他のカテゴリーで出場資格を持たないフェデックスカップポイントランク上位5位タイまでの者
ライダーカップとプレジデンツカップのうち直近の大会のメンバー
前年アジアンツアー賞金ランキング1位の者
前年オーストラレーシアPGAツアー賞金ランキング1位の者
前年南アフリカ・サンシャインツアーの賞金ランキング1位の者
前年日本オープン優勝者
前年日本ゴルフツアー賞金ランキングで、他のカテゴリーで出場資格を持たない上位2位タイまでの者
当年のミズノオープンまでの日本ゴルフツアー賞金ランキングで、上位26名のうち他のカテゴリーで出場資格を持たない上位2位までの者
前年全英シニアオープン優勝者
当年全英アマ優勝者
前年全米アマ優勝者
前年欧州アマ優勝者
前年マーク・H・マコーマック・メダル受賞者
オープンクオリファイングシリーズ対象大会の上位入賞者で、出場資格を持たない者
対象大会:オーストラリアン・オープン、タイ・ゴルフ選手権、ヨハネスブルクオープン、ミズノオープン、アイリッシュ・オープン、トラベラーズ選手権、オープン・ド・フランス、グリーンブライアー・クラシック、スコティッシュ・オープン、ジョンディア・クラシック
最終予選通過者(wikipediaより引用)
まあ・・すごい規定です。
予選会は、世界中の約10のトーナメントで、開催されてるようです。
日本では、ミズノオープンがそれに、あたります。
上記の資格に充当しないプロの方は、この予選会を勝ち抜いていかないと、いけないわけです。
全英オープン(ゴルフ)2017のまとめ
今年で146回目の開催となるようです。
場所は(コース)
「ロイヤル・バークデール」
リンクスの、屈指の難コースです。
全英オープンでは、何度も名勝負が繰り広げられてきました。
また歴史に残る素晴らしいショットの数々も・・
素晴らしいショットと言えば・・1961年のここの大会のアーノルドパーマーの15番パー4の第二打!
このバンカーからのショットを、キャディーの進言(出すだけ)を無視して、6番アイアンでのわずかな間隙を抜いての、スーパーショット!
グリーンをとらえ、この勢いのまま優勝しました。
(出典元:https://news.golfdigest.co.jp/tournament/より引用)
それと名勝負といえば。「真昼の決闘」と言われた、1977年のターンベリーでのジャックニクラウスと、トムワトソンの一騎打ち!
なんで一騎打ち?
じつは二人のほかの3位以下は10打も離れていたので、論外と言ったら失礼ですが、もうマッチプレーの様相だったからです。
優勝はワトソンで268
二位がニクラウスで269
3位がヒューバートグリーンで279なんですよ~~
勝負は18番グリーン。
この時点でニクラウスは1打負け。
グリーンサイドからの40フィートのバーディの寄せが入るんだな~~
然しワトソンも2フィート半を入れて、勝負あった!
いつでも勝負は、最終ホールの18番に、あるもんなんですね。
さて、今年も全英での
「松山英樹」
は、どんなプレーを見せてくれるんでしょうか?
全米オープン2位と、乗ってますから、期待してみてみましょう!
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