付加年金とは メリットとデメリットは?掛け金や年金支給額は幾ら?

付加年金(付加保険料)って皆さん知ってますか?
付加年金をかけられる方はどんな方か、この年金額や将来の掛けた場合のリターン、つまり付加年金支給額も併せて、紹介します。
一般的に、付加年金をかけられる方は、国民年金を支払ってる方になります。
ではどんな方が対象か・・それを紹介していきます。
やはり、どんな年金制度にも、メリットやデメリットもつきものですが、それも考察してみます。
たったの2年で掛け金を回収できる、たった400円の投資ですが、これほど確実な投資はないように思うのですが、それでもデメリットって、考えてみればあるんだな~~
が・・結論から言うと、かなりメリットがあるので、ぜひかけておいたほうがいいです。
老後は年金だけでは暮らせない!
そんな、考えがいわば定番なのですが、然し見方を変えると、暮らせないこともなさそうです。
それには、条件があります・。・
「有利になることは徹底的に使い倒そう!」
これです。
付加年金もその一つかと!
Contents
付加年金ってどんな年金制度だ?
皆さんの老後の予定はいかがですか?
私はすでに定年して、現在年金いただいてます。
まだ、一度(2019年1月現在)しかいただいてませんが、年金ってありがたい制度だな~~って思います。
付加年金ってどんな年金?
加入資格は、次の章で詳しく紹介しますが、たったの400円を国民年金の保険料に上乗せするだけで、将来の国民年金を増額できるサービスです。
付加年金の掛け金:400円
です。
ただしこれは今現在の金額です。(2019年1月現在)
でもず~~~っとこの金額でしたから、変更ってあるかな~~っても思います。
国民年金ってなんぼいただけるの?
今現在(2019年1月現在)は下記のような金額のようですね。
これは昨年度(2018年)の実績です。
- 満額支給額:77万9300円
月額だと:65,000円
となります。
これではちょっと心もとないですね。
要はこれに少しでも、プラスできる年金!
そう思っていただければいいかと。
付加年金を掛けられる方はどんな方?資格は必要か?
では次に、この付加年金の恩恵を受けられる方についてです。
上記で紹介したように、付加年金は、国民年金保険料に、400円プラスして支払います。
ですから、当然ですが加入資格は
「国民年金保険料を支払ってる方」
になります。
一覧にすると下記の方が対象になります。
- 1:農業者年金の被保険者(必須)
2:自営業者
3:無職
4:アルバイト・パート
5:20歳以上の学生
6:任意加入被保険者
1番の農業者年金ですが、我が家ではおふくろが受給しています。
これにも条件があって、農業を賄う維持するための財産登記が、されていないといけません。
我が家では、親父とお袋で将来を見越して、お袋に田んぼの半分を登記しました。
二人で話し合ってそうしたようです。(農業者年金をかける時点で)
いずれ、上の方が対象になります。
*サラリーマンは、厚生年金ですから、対象にはなりません。
付加年金のリターンと掛け金の回収期間は?
さて・・問題の一番気になるリターンです。
付加年金の掛け金や期間のイメージは?
支払いイメージ
400円 * 12か月 * 10年 =48,000円
10年だと、48000円支払います。
この場合のリターンは?
200円 * 12か月 * 10年 =24,000円
ということで24,000円になります。
この24000円が、年金にプラスして支給されます。
なんと~~~
掛け金は2年で回収できます。
しかも年金は、生きてる一生です。
掛けないほうが、損してる感じになりそうな予感!
この掛ける期間ですが、20年ならもちろんその倍になります。
今、国民年金の方は是非、検討されたほうがいいかと…・・・お勧めです。
得する付加年金の保険料の支払い方法は?
月額400円ですから、お勧めはまとめて支払う「まとめ払い」です。
1年払いのいわゆる年払い方式だと
「100円引き」
になるようです。
100円じゃあ~~缶コーヒー買えないなあ~~
とは思いますが、お金がたまる方は、こういうことには余念がないのです。
・・・・・・・・・・・
ちょっと怪しい本ですが…
ほんとかな??
年金だけでも暮らせる方法があるそうですが!!
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・・・・・・・・・・・
付加年金のメリットとデメリットは?
では、気になるメリットとデメリットについての考察です。
たった400円で、掛け金はたったの2年で回収できる、この付加年金制度。
これでも、デメリットってあるの?
って‥最悪って考えると、ありそうですね~~
付加年金のメリットは?
書くまでもないですが、たったの2年で掛け金が回収できることが、メリットですね。
でも最大のメリットは、回収後も一生生きている間、その年金は受給できる。
年金ですから当然ですが、こんないい制度もあるんだな~~
って思いました。
付加年金のデメリットは?
さて・・そのデメリットですが、下記のようなことを考えてみました。
- 1:物価スライドに対応していない
2:将来年金制度が破綻しない?
3:年金受給まで生きていく自信がない
4:繰り上げ受給すると減額の対象になる
5:国民年金の免除制度の方は使えない
などなどです。
国民年金などの年金は、物価スライドに対応しています。
インフレで、物価が上司た場合は、連動して一定比率で増額されます。
が・・・この付加年金はそれに対応していません。
が・・・上記の年金が破綻っていうことも考えたら、何もできないよね!
っても思います。
こんなデメリットがあるかな~~~っては思いました。
付加年金制度のまとめ
付加年金について、紹介してきました。
一ヵ月の掛け金が、たったの400円です。
回収にはたったの2年です。
その後は、一生かけた期間による計算に基づいて、支給を受けることができます。
ぜひ検討してくださいね~~~
年金を、受給して思うことですが、本当にありがたい制度だと思います。
我が家の娘夫婦はたまに、年金は貰えるだろうか?
そういうことを、将来の不安からだと思うのですが、よく言います。
年金は多少の減額はあっても、支払った金額は原則戻ってくると、私は信じてます。
年金定期便の支払った金額欄を見ると、たぶん納得するかと。
私も含めて、支給額と支払金額を見ると、ほぼ短期間で回収します。
この数字が、ず~~っと続くとは、もちろん私は思いませんが、然しお国が破綻する事態にならない限りは、大丈夫かと…
え??
あまい??
かもな~~って、ずいぶん以前から、そういうことは言われてましたが、数十年たってこの年金制度が、大きく減額されたかな?
おふくろの年金管理してますが、確かに減りましたね~~~
介護保険料などというのが、結構大きいですね。
それはまた次回に!
・・・・・・・・・・
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