パート社員の扶養範囲の年収金額はいくら?控除うまく使えば超お得!

パート社員の働き方は、今年2018年の「配偶者控除」と「配偶者特別控除」の条件が、改定されたので、少し変わったようです。
いわゆる、4つの壁について紹介します。
パート社員で働いているけど、旦那の扶養で月いくらまで稼いで大丈夫?
よく103万と、130万の壁っていうけど、どっちがお得?
なんか150万という壁もあるようで・・その壁って4つもあるらしいけど、実際はどうよ??
扶養の範囲内で働く月収が知りたいのですが、皆さんの個別のケースで、悩みは尽きないようです。
また、これ該当する方は、いるかどうかはわかりませんが、60歳以上の方の扶養の金額は、また一ランク上がるんですが、これ知ってますか?
こういう疑問って、それぞれに考えながら、皆さん働いているんだと、皆さん思います。
私も今回初めて、年金の手続きで理解したのですが、60歳を超えると、社会保険控除の金額の上限が引き上げられるんです。
60歳以上の方の扶養の健康保険や年金に関しては、金額が(下記で紹介する130万円のところ)
「180万円」
です。
ここまで一気に上がります。
Contents
パート社員の扶養範囲の4つの壁の金額はいくら?
パート社員と、正社員の大きな違いは、年収もさることながら、扶養に入れるかどうかということが、大きいかと思います。
主婦の方の働き方で、個の扶養範囲の壁を意識しない方は、ほぼ皆無かと思います。
では、個の扶養範囲の金額の壁は、どうなってる?
パート社員の扶養範囲の年収の金額は?
主婦の方が、旦那さんの扶養を外れると、自分で社会保険や年金をかけないといけませんし、所得税住民税の対象にもなります。
ではどんな壁があってその意味を、確認していきます。
1:100万円の壁
これは住民税の壁といわれます。
100万円を超えると、所得の約10パーセントの住民税の課税対象になります。
2:130万円の壁
これは私の妻もそうですが、一般的に社会保険の壁といわれているようです。
これを超えると、自分で健康保険を払うことになり、いわゆる第3号から外れます。
ただし、これは働き方や企業規模では、106万円に縮小されます。
条件は?
- 1:週の労働時間が20時間以上である
2:賃金月額月8万8000円以上(年収106万円以上)
3:1年以上の継続勤務
4:従業員501名以上の企業
5:学生は除外とする
ということのようです。
これはすべて満たす必要があるようです。
愛企業向けの制度のように思います・・・個人的には。
3:年収150万円の壁
昨年まではこれが、103万円の壁といわれていましたが、今年2018年の改正で
「150万円」
に変更になりました。
いわゆる、配偶者控除の壁です。
夫の給与から、所得税と住民税の控除が受けられます。
4:年収201.6万円の壁
これは結構高いですね。
これは3の延長線上で、配偶者控除は受けられるのですが、受けられる金額が少なくなります。
でも、一応は、配偶者特別控除は受けられるようです。
ただし、夫の年収が1120万円までは、普通に受けられますが、1220万円を超えると、受けられなくなります。
ということですが、そんだけ年収があれば、控除???
っていう気分に、私ら低所得者は思ってしまうな~~って、今書いていて感じました。
以上、主婦の方のパート社員の方の年収については、4つの壁が2018年現在は定められています。
特別枠・・
っていうか、冒頭に書いたのですが、60歳以上の社会保険と年金の壁は
130万円 → 180万円
です。
私は今回、定年退職で社旗保険を任意継続したので、妻の所得証明書を提出する際に、年金事務所で教えてもらいました。
意外と皆さん知らないそうです。
もちろん私も、思いっきり130万円と理解していましたから!
**(詳しくは社会保険事務所で聞いてくださいね~~)
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主婦のパート社員は扶養に入っていたほうが得?
どうでしょうか?
夫の扶養や配偶者を受けられる、いわゆる130万円の壁!
ここが一番かと思います。
仮に、130万円外れて。131万円の収入の場合はどうなるか?
1:社会保険料負担は約17万円(大体の目安です)
も増えます。
これは、社会保険の扶養を外れると、自身で国民健康保険に入らないといけないからです。
国民健康保険については、扶養や配偶者という概念がなく、あくまでも個に課税されます。
この分だけでも。17万円ほどがかかる勘定になるんだな~~
(凡そです・・各自治体によって変動します)
それと、国民年金か会社の社会保険かで、かなりの変動があります。
130万円超える場合の対応はどうすればお得?
まずは、扶養や配偶者控除を、受けなくてもいいくらいの、収入がその差にないと、お得ではないでしょう。
それと、130万円超えるにしても、自分で国民健康保険は無しです.
必ず、会社の社会保険に加入しましょう。
そうすることで、将来自分で厚生年金を受けられるようになります。
社会保険の場合は、国保と違っていろいろと有利な面が多いです。
なので、超える場合は必ず社会保険の加入が、私なら絶対条件です。
パート社員の4つの壁はいくら?のまとめ
主婦のパート社員の、扶養控除や配偶者控除の条件って、上に紹介したように
「4つの壁」
が存在しているようです。
普通に考えて、一番大きいのは社会保険の壁の
「130万円」
ここが大きいように思います。
私もそうでした。
妻には、130万円は超えないように・・そう言って、年収はセーブさせてきました。
でも勤務先で、社会保険をかけていただけるようなら、この先20年以上の期間、そこで働き続けることができるなら、外れても将来厚生年金受給の道があるので、長い目で見れば有利かもしれません。
専門家の方も言うように、働くなら思いっきり働いたほうがいい!
そういうことのようですが、私も同感です。
しかし、確定的なことが無いようなら、どうでしょうか?
老後は、どう考えても第3号よりは、自分で厚生年金をかけていったほうが、年金額が多いのは当然かと。
この辺を、よ~~く熟慮して、自分の働き方を考えていったほうが、いいと思います。
人生100年時代ですから!!
私の妻の例
私の妻は、今は私の第3号ですが、45歳くらいまで年収が200万チョイのところで、フルタイムで共働きでした。
当然社会保険で厚生年金。
年金額はもちろんですが100万円は(年間で)大きく超えています。(65歳からで確定しています)
そんな程度の年収でも、そんくらいの年金は受けられるんですよ~~
年金は、決まればこれは一生です。(減っていきそうですが・・・・)
60超えても、その先はまだまだあるど~~~~
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