定年後再雇用の就業規則や給与条件以外の深刻な笑えない話とは?

定年退職を何歳で選択するかは、その方の自由なのですが、何れ定年退職すれば今の会社での再雇用か、もしくは再就職課に分かれるかと思います。
勿論、これは働く意思のある方の場合ですが。
しかし、再雇用の条件は、そんなに生易しいものではないかともいます。
給与は半分に減額で、しかもこれまでの役職は全てはく奪!
それでも、再就職よりは条件はいいかと。
なんで??
再就職は、全くの一からですから・・
が・・これまでのスキルを活かして、請われるような方はまた別ですが!
多くの方は、今の企業、会社での雇用の延長を望むのではないでしょうか?
実は私もそうですが、私はいったん退職しました。
現在は有給休暇の消化中です。
再雇用後の、働く現場の内容はどうなるのかな~~
って思い、想像してみました。
それと、私の周辺の方の実際と、ネット上の評判を基に、自分なりに評価してみようと思います。
再雇用後の職場の実際の環境はこうなる!
今までで勤務していた会社では、課長職。
部下が15人。
再雇用で、年収が半分で課長職は解かれて、勿論平社員。
所が~~~これまで部下だった、係長が課長に昇進。
ってことは、これまでの部下の下で働くわけです。
が‥しかし・・これまでの、上司だった癖が簡単に、抜けるわけではないわけです。
「〇さんこれやってください」
「あ~~いいよ!」
この返事一つにしても、使う側から見れば、気にかかるわけです。
若い社員なら
「はいわかりました!」
なのですが、あなたならどう返事しますか?
私的にはまず、ここからだと思うのです。
ここでこれから、また数年はお世話になっていくわけです。
心を、平社員の一兵卒の気持ちに、持って行けるか?
これができないと、職場の方からは、疎まれていくような気がしますよ~~
部署の仲間も、もともとはほとんどが、自分の部下だった方たちです。
この方たちに、今日は言ったパート社員のごとく、気軽に話しかけられるような、そんな心境に変化させていかないと、なかなか難しいようです。
再雇用後の条件で仕事は同じで給料が半分??
大手企業の場合は、格下げになると同時に、仕事はほとんどが単純なルーティンワークになるようですが、深刻なのは中小企業の場合。
最近裁判のケースは、仕事が全く同じなのに、給料が半分になった!
これはどう思いますか?
例えば技術職。
これは極端な人出不足の分野も。
当然、定年退職と言えども戦力なわけです。
そこへ、再雇用の条件として、給与は40~60パーセントの減額。
一応この条件飲んで、再雇用に応じたものの、ふたを開けたら仕事内容は全く同じで、残業も以前のまんま!
これは不当だという、裁判のようです。
現在、最高裁まで行ってる事案もあるようです。
これはちょっと・・再雇用を逆手に取った、コストダウンのような気がします。
こういう場合になるのかどうかは、雇用契約を結ぶ前に、よっぽど注意が必要かと思います。
気をつけましょう!
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関連記事
同じような内容ですが、役職に焦点を当てた記事内容です。
なかなか抜けきらないと、いけないような気がします。
定年退職後の役職は再就職に有利か不利か?個人的な経験からの感想!
定年退職後にすぐに追いかけてくるのが、健康保険。
凝れないと本当に不便ですし、生活には最優先事項かと思います。
定年退職後の健康保険は国保か任意継続か?おすすめはどっちだ!
まだまだ、好高齢者には遠いですから、この辺はしっかりと、知識をつけておきたい分野です。
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私の周囲での再雇用で実際にあるお話!
ここからは二つの事例を紹介します。
ほかの私の記事でも紹介したのですが、もうちょっと詳しく。
1:取引業者の設備会社の課長さんの例
課長職で退職して、今年で一年目。
今の職場での立場は、一応後進の指導ということになってるようです。
しかし、この元課長さんは、課長の時の上から目線がなかなか抜けない。
出入りの係長さんが言うには、本当に扱いにくい。
なので、ほとんどの社員は、指導や応援要請はこの方には掛けないそうです。
- 「ンで、その方何してんの?」
「知らんけど、会社でなんかやってんでない?」
「知らんって、同じ部署でないのかえ?」
「んだけど、俺ら現場が命で、社内にいることは朝しかいないから・・朝はいるよ。」
ンな感じで、完全に無視されてます。
雇用延長したのなら、その時点でもうひら社員感覚で、頭切り替えていかないと、とてもとても・・
また、現場の応援を要請した時の話ですが、とても元上司に
「お~~そこのプラスドライバー取ってくれ!」
とはいえない・・って、そういう雰囲気なんだと思います。
2:私の大学の同期の例。
私の大学の同期は、電気工事会社勤務で、60歳で定年。
早かったな~~
でも会社の規定が、そうなってんだから仕方がないです。
スカスだ・・
この条件が、勿論平社員に降格で、給料は半分。
が‥やることが、これまでと一緒。
これはおかしいと、会社に談判したそうです。
そこで、一戦は外れて、文字通りの後進の指導!
残業なくなって、休みも休めるし、今ではこれで十分だ・・そう言ってます。
どうやら、此方はうまくいったほうのようですね・・私の感じ方では。
この間会いましたが、元気で楽しそうでした。
定年後の再雇用での注意点などのまとめ
高校や大学を出て、就職してから一貫して働いてきた企業で、定年退職の時は華々しく送られるのですが、その後の再雇用では、思うようにいかず・・
その結果、その会社を去ることに!
そういう方が、結構な割合でいるようです。
そのあとの人生は、再就職ですから、これがまた思うようにいかず!
こんなことなら・・と思うのが、これもまた人生かと思います。
でも、あらかじめ可能性のあることを、先読みしてる方は失敗が少ないように思います。
ぜひ、こんな失敗は無いようにしてくださいね~~
って、私もそうです。
しかし、私の場合は、すでに平社員。
再雇用だって、平社員ですから、なんにも変わりません。
仕事内容はどうなる?
さて・・これから、会社と話し合います。
どういう条件を出してくるかは、わかりませんが自分としては、できるだけここで働いていきたいですから、上記に書いたことを肝に銘じて、対応していこうかと!
皆さんの定年はいかがですか~~~~
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私は、実際にその年齢なのですが、周辺の情報などを交えて紹介しました。
定年退職後の再雇用が有利な方の職種は?そうでない方との比較!
定年退職での、退職は会社都合化自己都合か?
定年退職は、会社都合と同じような扱いです。
が・・割り増しは無いようですね。
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でもすぐに、定年退職という事案は、失業認定されます。
しかし条件があるんですよ~~
自己都合は、これは従来通りの判断です。
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