日欧EPA交渉で自動車や品目毎の影響は?損得商品(銘柄)に注目!

日本と欧州の「日欧FTA」交渉が、大筋合意したというニュースですが、では損した銘柄(商品)と、得した銘柄(商品)は、どんな商品?

注目は、「自動車」「ワイン」「チーズなどの乳製品や豚肉」などなど・・

貿易には、必ず損得がつきもの!

特に農業分野が、気になるのですが、いったいどうなってるのか?

個別商品に、迫ってみようと思います。

その前に今の現状は
日本→EU :関税7割の品目に課税(約)
EU→日本:関税7割に関税ゼロ(約)

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何となくTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に隠れて、全く注目されてなかったのに、突然降ってわいたようなこの

「日欧EPA」

そもそもこれって何?

日欧EPAってどんな貿易システムなんだ?

これは読んで字のごとく、日本と欧州(EU)との貿易に関する、交渉事。

日本が欧州にかけている関税と、欧州が日本にかけている関税を、できるだけ撤廃して、自由貿易圏を作る。

簡単に言えば、そういうことのようです。

TPPはこれを、環太平洋ですから、この太平洋湾岸のお国を指すのですが、EPAはEUのお国ですが、ご存知の通り、EUは共同体です。(多分)

正式には、大筋合意でも個別のEU圏の、お国のそれぞれの批准が必要らしいので、この先も長そうです。

しかしそれはさておいても、自由貿易って私たちには、恩恵があるんでしょうね~~

どこかのお国のように、自分の国が良ければ・・

この発想は、やはり今後は成り立たないような気がします。

いくら努力しても、そうでない体制のお国もありますが、まあそれはさておいて、TPPがとん挫して、ここで俄然注目の「日欧EPA」にちょっとは期待してみましょう!

ではそのEPAで損する銘柄と、得する銘柄というか分野はどうなのか、ちょっとだけ調べてみました。

なお、この内容は、日経新聞より私が、簡単にまとめたものです。
情報には、正確を期しているつもりですが、多少の差異があっても容赦ください。

日欧EPAで損する銘柄と得する銘柄は?

では簡単にまとめてみました。

得する銘柄

1:自動車

理由:現在10%の関税が、段階的に減っていって8年目でゼロになる。

これは圧倒的に、日本には有利ですね。
自動車メーカーは、大きなチャンスととらえている様子!

なぜなら現状は、日本からの輸出に10%関税ですが、EUからの輸入には関税がゼロなんです。
この分野は基本、日本は得るものしかない!(あってるかな・・)

さらに現地に工場がないメーカーには、これは朗報のようです。(当然ですね)
もちろん部品メーカーも同様で、かなりの期待感の様子。

2:ワイン業界

こちらは輸入でのお話。
日本への輸入関税が、撤廃されれば日本にたとえばフランスのワインが、安く輸入されます。

消費者にとっては、すごくいいことですね。

しかし反面、これは日本のワインメーカーというか、ワインの原料のブドウ生産農家にとっては、チョトいやらしい内容ですよね~~

この辺で損得勘定が、錯綜しますが、消費者目線で考えれば、圧倒的にメリットは大でしょう。

3:日本酒と焼酎業界

こちらは圧倒的に、輸出です。
日本酒がEUにあるわけないですから、此方の業界は浮足立ってる様子。

いよいよ我が家の春!

かな~~

純米原酒は期待感でばっちり!

4:チーズや豚肉の分野

これは最も悩ましい分野のようです。
日ハムやプリマハムは、欧州産の豚肉を、ハムの原料に使用しているようですが、これの関税が撤廃されれば、無税で恩恵は最大!

同じくチーズも、関税撤廃なら、欧州産のチーズはシェアが半端ないですから・・

しかし、そうなると日本の乳業メーカーは、大変ですよね~~

日本産のチーズやが売れなくなる?

欧州産のチーズの関税は、「30~40パーセント」なので、これがゼロになるって、えらいことですよね。

日本の乳業は大丈夫か?

5:チョコレート分野

チョコレートの関税は今、10%ほど。
日本の、消費者にとっては恩恵は得られますが、日本のメーカーは身構えてます。

例えば日本のメーカーなら

「不二家」「森永製菓」「明治」などなど・・

はちょっと危機感を持ってるようです。

6:パスタ

パスタ業界も、日清製粉は危機感を持ってるようです。

国産パスタ:16万トン
EU輸入パスタ:8万トン

関税撤廃なら逆転??
大手は日清製粉のようです。

そのほか

7:外食産業の輸入は?

「サイゼリア」

の例が載ってましたが、こちらは食材の多くを、EUからの輸入のようです。
これは知りませんでした。

サイゼリア一社で、最大のシナリオでは年間

「8億円」

のコストダウンだそうな。
輸入食材はモッツァレラチーズやワイン、パスタなどなど・・

なので、これを知ってかどうかは別にして・・

サイゼリア株は上昇!

10年来の高値を更新したんだとか‥ハア・・

総じて外食産業は、同じように恩恵を受けるようです。

小売りも、安く展開できますから、ワインやチーズなどの産品で、売り上げ増が期待できそうですね。

8:コメ

これは私の、最大の関心事なのです。
私はコメ農家です。
もちろん会社勤務の、兼業農家ですが、この日欧EPAがほとんど問題なくすんなりと・・

まとまった背景には、日本特有の

「コメ」

が絡んでいなかったからだと思います。
多分ですよ~~(私の私見ですから・・)

TPPがもめたのは、日本の農業分野が、複雑に絡んでいたから。

欧州には米の栽培がないです。(ゼロかどうかはわかりませんが・・)

ちなみにTPPではコメは、タイ、ベトナム、米国と複雑でした。

これはまた下記のまとめで。

9:その他

もちろん銘柄はこんなものではないです。
もっともっと、たくさんの品名があるのですが、大きなところということで。

そのほかの商品については、いずれニュースで出てくるかと思いますが、上位の商品は扱いが大きいから話題になってるのだと思います。

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日欧EPAで損得商品(分野)のまとめ!

どこのお国と貿易の交渉を行っても、損得は必ずあるものと思います。

しかし譲るものは譲って、得るものは得る。

これが交渉なのかな~~などと思います。

この「日欧EPA」って、いきなり俎上に上って、あっという間に決まった!

そんな印象があります。

ここからは全く私の個人の考えです。

TPP廃止で、さらにアメリカ第一主義で、保護主義の台頭に危機感を持った、G7は・・ならばこのEPAを自由貿易の象徴にしたい!

そんな思いだったのではないでしょうか?

言い方が、きれい過ぎるかもしれませんが、そんな意図を感じます。

上記でちょっとだけ触れましたが、まとまった要因での障害の

「コメ」

これが全く俎上に上らず。
報道でも一度も聞いたことがありませんでした。

なんで??

考えてみれば、コメって向こうでは食べないなあ~~
なんて思って・・納得・・なんて自分で思ってました。

そのほかの農産品も、バッティングするものが少なく、なので早々に大筋合意!

こうなったのかな~~と思います。

いつもの抵抗勢力といわれる

「農協組織」

も、聞きませんでしたね~~

スカス・・どうやら困った方が‥

米国です。
アメリカの農家からは、TPPで輸出機会が、そがれた上に、日本の市場をEUに取られてしまう、そんな論調が見られます。

さらに日欧EPAがまとまれば、今度はTPPを発効しなかった、米国に対して遠慮してる国が、アメリカ抜きのTPPを発効する協議に、場を移す可能性がかなり高そうです。

なんといっても、日本の市場は、世界中の国から見て、おいしいんです。

EUにチーズや乳酸品をとられる、例えばニュージーランド、農産品をとられるオーストラリアや、部品や自動車をとられる、東南アジア諸国は、多分もう気が気でなさそうな予感がします。

EPAが発効すれば、日本から輸出したほうが有利、となれば完成品は日本の工場で。

東南アジアから輸出すれば関税が‥

こんな状態ですね。

そんな簡単でないことはわかりますが、いうなれば私の頭では、この程度しか考えられないですが、そういうことかと。

さ・・どうする・?

皆さんはこの「日欧EPA」に対して、どう思いますか~~

以上私の、勝手な私見でした~~

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